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言われた通り直したのに…企画書が通らないのは内容のせいではない? 本当にあった7人のNG例

先日「なかなか出版企画が通らない」という方が、
「言われた通りに企画書を直したのに」と落ち込んでいました。
見せて頂くと、確かに企画内容は素晴らしいものがあります。

それなのに通らない理由は一目瞭然でした。
「あなたと企画内容が合っていない」というものです。
その方には僭越ながら助言させて頂きました。

「企画書の内容ではなく、そもそも提案者と合っていない」
というケースは少なくありませんが、そういう場合は、
企画自体の見直しをされた方がいいでしょう。

これまで僕が企画をお断りしてきた中で、
既にもう関係がなくなったケースから、
印象的だった事例をご紹介します。

①ダイエット本を出したいぽっちゃりの方

写真を拝見したところ、確かにBeforeとAfterは明確に分かりますが、それでもまだぽっちゃりした体型をされていました。ご本人曰く「少し太っていた方が長生きする」とのことでしたが…

②気遣い本を出したいメール魔

僕にメッセージを送ってくる時間帯が、夜中や休日ばかりなのです。普通の方ならともかく、マナーの先生ですよ? お断りしたら「なんでですか?」と、これまた夜中にメッセージが笑

③モテ本を出したいモテない男性

何年か前まではモテ本が売れていたので、こういう人は多かったです。もう写真でわかります。ナル男はモテません。Facebookとかで言われたお世辞を真に受けちゃったんでしょうね。

④「この会社のことは書けない」という会社員

こういう方も結構います。会社員は会社の看板込みで市場価値が出る場合が多いのですが、そのブランド力を自分自身と勘違いしたのでしょう。

⑤健康本を出したい咳が止まらない医師

「医者の不養生」を地で行く方で、いつも咳き込んでいました。コロナ前のことですが検査したら病気が見つかり、出版どころではなくなりました。今はご回復されています。

⑥勉強本を出したい○○大学の出身者

僕自身が帝京大学出身なので学歴差別は一切していません。しかし世間の本音を聞く限り、企画会議を通すには早慶レベルは必要でしょうか…

⑦他人の文章を剽窃する著者

アマチュアならともかくプロ、それも何冊も本を出した人がオリジナルで勝負できないとは終わりました。客観的な証拠や証人も多いので、訴えられたら負けるでしょう。こうなるともう信用できません。


以上です。①~④は単に仕方ないだけですし、
⑤はタイミング、⑥は著者性が合わなかったからで、
うまく一致させていれば本ができたかもしれません。

⑦が最悪なのは言うまでもないでしょう。
他の方については僕も応援したかったのですが、
この人は「ドン引きする」以外ありませんでした…

ちなみに②以外は全て男性です笑
逆に言えば「男性は分かりやすいだけ」なのかもしれませんが。

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