見出し画像

海外流学⑧ 2010年23歳の時の書記をそのまま載せてます。

●英語での演技

もともとこれが目的でバンクーバーに来た僕だが、正直俳優業に意識を向け始めたのは、1年半くらい経ってからだった。最初の1年は英語の勉強、ビーチバレー、レストランでの仕事、飲み、女遊び。これしかしていない。でも時間の無駄だったとも思っていない。色々なもの事を知り、学べた時間だった。英語での会話に支障がなくなってきた頃から、バンクーバーの芸能プロダクションにも所属し、コマーシャル、フィルムのオーディションにちょくちょく行くようになった。英語でのオーディションは初体験だったし、すごく新鮮で楽しかった。結果はどうであれ・・。自分自身でもインターネットで、情報を調べて、特に大学生が作る短編フィルムのオーディションに行きまくった。彼らはアマチュアだが、僕だってプロじゃない。どんな環境でも、英語で演技出来るだけで、僕は幸せだったし、何もしてないよりは夢を追っている実感がわけた。そして、映画業界で生きていきたいと、夢を持ち、燃えている生徒にもたくさん出逢えた。彼らといると、自分のモチベーションも保てた。結局、バンクーバーでは3つの短編フィルムに出演、時に主演をさせてもらった。すごく良い経験だったし、英語でのオーディションにもかなり慣れる事が出来た。将来、ここで出逢った生徒の誰かと大きな映画で一緒に仕事出来る日を楽しみにやって行きたいと思う。叶ったならそんな幸せな事はない。叶うさ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?