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「使える筋肉」という表現について
トレーナー始めて15年目になるのですが、いまだに使われてる言葉がこれ。
お客様にもいうのですが、そういうのって目的によるので全部使えるっちゃ使える筋肉ですよ。僕はそう思います。
なぜ筋トレをすると使えない筋肉がつくのか?
筋トレで作った筋肉は使えない。なんなら、プロテインでつけた筋肉はしなやかじゃない!とか言われる2023年。
どうして使えない筋肉がついてしまうのか?
簡単です、筋トレばかりをやっていたからです。
身体の適応、というのは凄いので身体に対してかかった負荷に適応していきます。
なので、走っていれば走る事に。
動かなければ動かない事に適応していきます。
なので、使えないというよりも使ってなかったので、その技術が下がったというのが正しいのでは?と、僕は思います。
使える身体に移行するということ
筋トレで何が増えるか?と言われると、まずは筋肉量です。あとは筋出力。
力の限界値が上がったり、コンスタントに力を出す事に長けていきます。
その代わり、技術的なものは下がります。また、有酸素運動もしないとできなくなります。
身体は全部のバロメーターを上げるのは、時間が必要で大変です。なんなら、働きながらトレーニングをしている人はより大変です。
なので、本当に目的があって動けるようになりたい方には中長期での計画が必要です。
つけた筋肉を移行するという事
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これは、本当にイメージです。
Q1から始まり、Q4がゴールです。
筋肉量がら増えた時、他のバロメーターはやり続けていない限り一旦下がります。
その後、その下がったバロメーターを戻すために時間を使うので筋肉量は、少し下がります。
ここのバランスをうまく崩しながら伸ばしていく、というのが使える身体へのプロセスです。
この計画がうまく作られていないと、使える身体からは遠のいてしまうと僕は思います。
何を選ぶのかは、目的による
最近流行っているローデッドムーブメント系(アニマルフローとか)は、限界値を伸ばすというよりも、その人の身体の操作性を伸ばすものとして捉えています。
なので、限界値は同じか下がるのですが、使い方が良くなるので、今よりも楽にパフォーマンスがこなせる、という風に僕は認識しています。
もちろん、操作性が上がるのは大事な事ですが、もし目的が増量!とかであれば遠回りになります。(そんな人はきっとやってないはずだし指導者が止めるはず)
使える身体になるには、段取りと選択が大切です。
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