補助種目の重要性と、デメリット。
トレーニングのペース配分考えすぎてない?
たまに、トレーニング種目をこなすためにペース配分を考えてトレーニングをする人がいる。
いろんな種目をこなす、というのも楽しみの一つではあるがそれで目的になることが疎かになってしまっているのであれば本末転倒である。
今回は補助種目のバランス、について書きたいと思う。
そもそも補助種目って?
どんな目的か?によるが、ここでは目的のために外したくない種目以外のことを指す。
例えば、ベンチプレスを100キロ挙げたい!と言う目的であれば、ベンチプレスは1番大事な種目になります。
それ以外の種目はすべて、補助種目にあたります。
補助種目の数というのは、トレーニング時間や頻度に左右されるので一概に言えませんが、メインとは別に2〜3種目が一般的でしょう。
補助種目はメインセットで出来なかったことをしたり、足りないと思う事を捕捉していくイメージで種目を選んでいきます。
なので、たくさんの種類が必要ではない事も多いですし、なんならすごく重たいものを使う事もない。と、僕は考えています。
補助種目の重量が伸びてくると、メインセットが伸びてくる。
当たり前なことですが、自分のウィークポイントが克服できるとトレーニングの使用重量は伸びてきやすいです。
例えばベンチプレスで、最後押し切れないというときには上腕三頭筋のトレーニングをすることで最後の一押しが強くなります。
適切な補助種目は、その人のポテンシャルを大きく伸ばすきっかけになることが考えられます。
補助種目のやりすぎは、使用重量が下がる!?
これは、種目選択と量が多い場合に起こりやすいです。
ベンチプレスの後の種目が6セットとかたくさんやってしまうと、疲労が抜けづらくなってしまいます。
また、補助種目ではもう挙がらない!みたいな所までやる事が続いてしまうとより疲労は抜けません。
補助種目なので、メインセットのように全力でするというよりも、しっかりとフォームを作る方がいいかな?と思います。
この時にメインセット以上に頑張るのは正直良くないと思ってまして。
ダンベルを使った種目(特にストレッチ種目)というのは、筋やそうですが関節へのストレスも多いんです。
ここで頑張るのであれば、メインを頑張れますw
補助種目はあくまで、補助!という感じでやる方が目的によっては良いと思います。
大事になのは、質!
補助種目で大事な事は、苦手な部分や狙った所にきちんと効かせることだと思ってます。
ただただ重いのを追求せずに、筋肉を使っている感じをしっかりと意思しましょう!
チューブとかの補助種目は、僕の中で優先順位はかなり下です。道具が必要である、という点とセッティングが難しいという所を考えていくと補助種目の中でも優先順位は低いかなと。
また、チューブを使ったエクササイズ(クラムシェルなど)も、ウォームアップはするけど、これを補助種目として時間を取るのか?と言われるとわからないです。
チューブトレーニングは、きっかけにはいいのですが種目もいう意味ではウェイトよりも下がるというのが僕の考えです。
頑張りすぎない、でも楽すぎないものを。
これが、補助種目選択のコツだと思います。うまくメニューに取り入れることで大きく可能性が伸びます。
しかし、見当違いなものを入れてしまうと負担が増して身体がつらくなる。
バランスを見極めて、取り入れていきましょう。