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岡山でプロ俳優として進む~シアターゲーム・インプロの話。芝居をする人へ

シアターゲームやインプロを何のためにやるのかと芝居に向き合う人向けに考えるなら

「自分の心と身体を使って、自由にお芝居をする事を楽しむため」

の訓練なのだと考えています。

近年、色々な作品に参加しますが、基礎訓練無しで、台本稽古、歌、ダンスの稽古に入るパターンが多いです。
やる事の詰め込み教育です。
言われた事を必死にやりこなした先の本番に達成感はあるとは思いますが、それは本当に芝居をしたと言えるのだろうか。
最近そんな事を考えます。

もっとお芝居は自由で楽しいものだよ。
そう伝えて行きたいのです。

決まった事を繰り返すだけで心を動かさないなら、ロボットでもやれます。
(残念ながらプロと言われる方でも沢山います。)
目の前で人が演じる意味を考えて行きたいのです。

技術が無くても駄目だけど、技術でガチガチでも駄目。

その間の不安定でフワフワした状態。
先の見えない状態で演じる事がリアルな芝居なのかと考えていて、それはまさにインプロの世界。
だって、普段先が分かって生きていないのですから。

芝居をする時、最大の問題は演じる人は話の結末を知っている事。でも、作品中で生きているその役は先を知らないはず。でも、何となく先を想定して芝居してしまったりするんですよね。

私はアクションの先輩に言われて、ずっと心に残っている事があって。

「手(アクションの動き)を覚えたら忘れろ」

最初は意味分からなかったですし、不安で忘れるなんて出来なかったんです。
でも、ある時気づきました。
先を想定している限り一生リアルにはならないと。

台詞も一緒で、相手の台詞聞いての反応は次の自分の台詞としたら、先を想定していたらリアルな芝居にはなり得ないという事です。

なので、舞台やカメラ前で台詞を忘れているという不安定な状況でも芝居を楽しめるための、予行演習としてのお芝居の練習として「シアターゲーム・インプロ」があるのだと思います。

訓練ですから、失敗も成功も正解も不正解も関係ありません。自分の中で何か引き出しが手に入れば良いのです。

私が今、シアターゲームクラスとして取り組みたいのは、

「みんなで芝居を楽しみ、芝居の基礎体力をつけて、本番に向けてより良い表現が出来る自分になる。」

という事です。

今月は5/17(金)、31(金)19:00~20:00
テラスクエアで開催します。

私と一緒に表現をもっと楽しみましょう。
お待ちしております!

【新クラスのプレレッスン開講】

4/6のワークショップで好評だった大岩主弥先生による心と身体を解きほぐす
「シアターゲームクラス」

テラエンタテイメントアカデミーの新クラス開講に先駆けて5月10日よりプレレッスンを開設します。

金曜日(5月は17、31)19:00~20:00
プレレッスン特別価格1000円

*このクラスは、アカデミー登録無しで、前日までのお申し込みのみで、どなたでもご参加いただけます。
お申し込みは、テラエンタテイメント事務局までご連絡下さい。

【お問い合わせ】
TEL:086-230-5083
MAIL:info@terra-ent.com
HP:terra-ent.com

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