【段取り8分、仕事2分?】準備が大事か、行動することが大事か?
昨日の夜から実家に帰ってきました。
3ヶ月ぶりの帰省。
目的は親孝行!
ではなく、印鑑証明の取得。
しかし…印鑑カードが行方不明…
恐らく家に忘れてきました。
段取り8分・仕事2分とは?
別の言い方では「段取り8分、仕上げ2分」ともいうようです。
意味は段取りで8割が決まる、段取り=準備が大切という意味です。
「計画を立て、行動を分解し、時間を見積もり、関係者への協力をお願いし、タイムスケジュールを決める」などが段取りに含まれる部分ではないでしょうか?
この時点で無理や無茶があると、実際に取り掛かってもうまくいかないことのほうがほとんどになります。
それゆえに段取りの時点で、うまくいくかの8割は決まっているという意味で「段取り8分」といわれ、効率的に仕事をしようという意味で使われることが多いようです。
考えてから走るか、考えながら走るか
昔から1人でじっくり物事を考えるというのが苦手なようで…
紙に書いたり、本を読んだり、記事を読んだりしながらだとアイディアが浮かんだりするのですが、基本的には後者の「考えながら走るタイプ」いや「走ってから考えるタイプ」のようです。
予定が詰まっていれば詰まっているほど、仕事もはかどるし、思考も良い方向にいきます。
単純に人に会ったり、何かに触れたり、外的要因の刺激が多くなるからだとは思いますが。。。
逆に1人でじっくり考えて思考を深めていったり広げていったりっていうのは苦手なようで、あまりする機会がありません。
その影響なのか、言い訳なのか、、、
「印鑑証明を取得する→印鑑カードが必要→持ち物の中に印鑑カードがあるか確認をする」という当たり前の段取りをしてから家を出ればいいのにできなかったという…
他人が絡む仕事ではあまりそうでもないのですが、プライベートや自己完結できるものは結構その傾向があり時間を無駄遣いしています…
時間こそが一番大切な資源のはずなのに…
今回は、結局印鑑カードがなくても実印と身分証明があれば、手数料払って印鑑証明とれるようなので、実家と家をもう1往復するという無駄なことはしなくて済みそうですが、結局最終的にこうあまり困らなかったりするので、段取りや準備をまたせずに失敗するということを繰り返している気がする…
あれこれ悩むならやってみて考える
印鑑証明をとるために印鑑カードを用意するという当たり前の段取りはやるべきだとして、段取りをしているときに問題点やデメリットがあってやるべきかやらないべきか悩むのであれば、これからは「やってから考える時代」なんじゃないかなと思っています。
同じような言葉で、「よく考えてから動け」と言われてましたが、これからは「まず走れ、そして走りながら考えろ」だそうです。スピードと行動力が求められているという事ですね。もちろん考えなくて良いということではありません。
けっこう昔のツイートですが、同じようなことを書いてます。
だからいまだに単純なことでも段取りができないのかもしれませんが…
1️⃣考えてからやる2️⃣やってから考える3️⃣やりながら考える決断するモノやコトにもよると思いますが、リスクが無いまたは小さいのであれば、とりあえずやってみる!という習慣を持っている人は強い。頭の良い人ほどやらない理由、できない理由を理路整然と語る傾向があったり笑バカ最強説😅
そして半年前も同じようなことを書いてます。
失敗するんじゃないか、誰かに何か言われるんじゃないか、などなど、あれこれ悩むくらいなら、まずやってみて考えようということですね。
悩むということは同じくらいやりたい気持ちもあるということ。
そこまで考えたのであれば、それ以上あれこれ悩むのは時間の無駄です。
もちろん、もっと考えたら、もっと良いアイディアが出てくるかもしれませんし、でてこないかもしれません。
「失敗するかも」とか「誰かに何か言われるんじゃないか」とか心配しても「失敗しないかもしれない」し、「誰にも何も言われない」かもしれません。
壁だと思っていてもやってみたら壁ですらないこともありますし、なんでもないと思っていたことがやってみたら、とてつもなく高い壁のこともあります。
他人も同じで、「意外と他人は自分が思うほどあなたのことを見ていません」とはよく言いますが、その通りです。でも逆に自分ではなんともおもっていなかった言動が他人に良い意味でも悪い意味でも影響を与えることもあります。
つまり、あまり起こってもない未来を考えて考えすぎても意味がない、ある程度考えたら、あとはやってみて起こる問題に1つずつ丁寧に対応するということだと私は思っています。
「知恵ある者は知恵を出せ、知恵無き者は汗を出せ、それも出来ない者は去れ」という言葉があるが、それは昔の話で今は、「まず汗を出せ、汗の中から知恵を出せ、それが出来ない者は去れ」の時代です。ちなみに後者は松下幸之助さんの言葉です。
松下幸之助さんの時代でも「まず汗を出せ」と言ってますね(笑)
まとめ
「段取り8分、仕事2分」この言葉は正しい思います。
好きな本の1つに「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」という本がありますが、その中に「頂上略七闘」という言葉があります。
頂・・・ビジョンを鮮明に思い描く情・・・情報を可能な限り集める略・・・戦略を死ぬほど考え抜く七・・・7割の勝算を見極める闘・・・勝率7割とみたら果敢に戦う
という意味ですが、最初の4文字(頂上略七)までが段取り、最後の一文字(闘)が仕上げ(=仕事)です。
7割が常に正しいかはわかりませんが、考えて準備をして不安要素が3割程度あっても勝負をしようという意味でとらえています。
印鑑証明をとるのに印鑑カードを持たずに出かけるのは論外としても、準備と段取りが苦手とかいわず、しっかりと行ったうえで、走りながら考えていきたいと思っています。
kindleで500円くらいで買えます。
良い本なのでご興味ある方はぜひ。