ワクチンは商売と言い切ったガタフィ大佐
2011年に死去した、元アフリカ連合の議長
リビアの国家元首、ガタフィ大佐。
ガタフィ大佐のリビアは、1988年にパンナム航空を
爆破して270名を死亡させ、その後大量破壊兵器を製造、
その他数々のテロ行為を行なったとされ、国際社会から
テロ指定国家と認定されていました。
その後、2,000年代に米英などと対話を重ね、テロ行為を
認め、被害者への賠償に応じた為、
テロ指定国家を解除されたと言われています。
ちょうどその2,000年代後半に私が度々ビジネスで訪問して
いた中東で知り合った、あるリビア国籍の友人と親しく
なりました。
彼の誘いで、当時欧米からの投資や観光客誘致に力を
入れたいリビアへ、是非一度来て欲しい誘われ、行く
準備までしていたのだけど、残念ながら訪問は実現
しませんでした。
だけど当時友人の希望で、ホテル誘致や地中海で盛んに
行われていた、ホンマグロ養殖などに投資をしたい投資家
を探すなどを少し行なった記憶があります。
その後間もなく、リビア国民は独裁者に苦しめられている
と国際社会で流布され、欧米国際金融資本がバックアップをした
であろう反政府軍の手により、ガタフィ大佐は殺害される。
当時私も、理由としては石油利権が欲しい国際金融資本が
画策した罠であろうと思ってはいたけれど、
どうやら本質的には、石油取引にドル決済をやめ独自の
ゴールド デイナールというものを取り入れようとしていた事。
また写真の動画である様に、ガタフィは国連会議のスピーチ
でワクチンや欧米からの薬品ビジネスに対して、相当否定的
な発言を当時堂々としていた様です。
これらがどうやら国際金融資本家の逆鱗に触れ、追い討ちを
かけられたのではないだろうか? と推測されます。
今となっては過去のパンナム爆破事件や、その他のテロ行為
も、ほんとうの真相はどうだったのか?
よくわからないと私も思う。
友人の話や資料からも、ガタフィの評価は決して
ひどいものではなかったからです。
国民に対しては税金を免除したり、融資の金利をゼロにしたり、
大学までの教育費、電気代や医療費の免除等、相当国民寄り
の政策を打ち出していたと言われています。
風貌も確かに厳ついし、国を統治する事は綺麗事だけでは
難しいから、独裁者的な要素はもちろんあったでしょう。
しかし当時を振り返っても、私自身メディアを通じて受けて
いたガタフィの印象は、やはりイメージの悪い独裁者との
イメージでした。
メディアの印象操作は実に醜いものです。
また以前目にしたメディア報道でも、アフリカのワクチン接種率は
コロナ禍においても僅か3パーセント程度だったとの事。
また当時ワクチン導入を拒否したタンザニア、コートジボワール
エスワテイニ、ブルンジなどの指導者が、おそらく暗殺により
死去しています。
この件や、10年以上前のガタフィの発言にもある様に、アフリカ
の国々は、ビックフアーマなど国際金融資本には指導者から
一般市民に至るまで、かなり根強い不信感しかないのでしょう。
歴史的にも、長年奴隷供給地にされ、その後アフリカ全土が植民地
となり、ここ数十年はエイズやエボラ出血熱からワクチンまで
散々、言わば人口削減の実験地にされてきた事を、
ほぼ全てのアフリカの民衆が本能的に自覚しているのでは
ないでしょうか。
方や先の大戦では否応なく戦争に誘導され、必要などなかった筈の
原爆投下の実験台にまでされ、300万人以上の尊い命を奪われた
我が国、日本。
しかしながら、その後GHQによる徹底的な弱体化と自虐史観を
植え付けられてしまったためでしょうか、アフリカとは違い、
これだけわかりやすい民族浄化とも呼ばれる行為が平然と
行われている事に、未だに多くの国民が氣ずきもしないという
残念な現実です。
是非これらのアフリカの国々の実情から、多くの日本人に目覚める
きっかけになって欲しいものと切に思います。