肩こりを改善させるには〇〇〇筋をチェック
肩こりの筋肉といえば
・僧帽筋
・菱形筋
・肩甲挙筋
を思い浮かべると思います。
もちろんこれらの筋肉も影響はしていますが
さらに肩こりの施術の効果を高めるには肩関節内旋の動きをチェックしましょう。
なぜ内旋の筋肉をチェックするのか
外旋に作用する筋肉
・三角筋後部
・棘下筋
・小円筋
内旋に作用する筋肉
・三角筋前部
・大胸筋
・広背筋(大円筋)
・肩甲下筋
肩こりになる方はデスクワークなど体を動かさないことで筋肉が固まって凝ってしまいます。
体を動かさない状態で凝ってくるのは三角筋や大胸筋のアウターマッスルはもちろんですが肩甲下筋や小円筋などのインナーマッスルが特に固まってしまい肩甲骨や肩関節の動きが制限されます。
肩関節内旋をチェック方法
1、仰向け(もしくは座った状態でもOK)で肩関節90度外転・肘関節90度屈曲この状態で内旋をしていきます
2、内旋の筋肉が硬いと代償で肩関節を浮いてきます
(無理に内旋をすると肩を痛めるので抵抗があるところでやめる)
施術ポイント
1、仰向けで肩関節外転60度で肩甲骨外側縁下1/3に母指を当てていきます
2、母指を当てて他動的に肩関節外旋・内旋を繰り返します
3、繰り返すと内旋の抵抗があったところの抵抗が無くなります
4、再度評価すると内旋の可動域が増します
まとめ
肩こりを評価する時はアウターマッスルの硬さを評価しがちですが、
体の内部のインナーマッスルが影響していることが多いので
そちらを注目して評価をしていきましょう。
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