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新宿ピットインの50年

昨年からの図書館通いで見つけた本。
日本に帰ってきて紀伊國屋書店の裏のピットインが無くなっているなぁと思いながら、20年近く経って、昨年、通ったらビルも無くなってた。ピットインは1993年に新宿2丁目に移った事も今になって知る。
監修の田中伊佐資氏が書いている様に、60年代のアングラカルチャーに憧れを持って、地方から東京に出てきた私にとって、ピットインはジャズと言う過激で先端的な音楽が毎日行われている憧れの場所だった。
私は、山下洋輔氏等、ピットインに出演していて、この本で紹介されているミュージシャン、フリージャズは理解できていなかったけど、本からの知識で憧れていた。今の様にYouTubeとか、AppleMusicで、気になったミュージシャンの音楽を簡単に聴ける時代でもなかったし。
エルビン・ジョーンズが違法薬物の冤罪で日本に長期拘留され、ピットインで長期出演していた話も初めて知る。
最近になって、やっとフリージャズがわかるようになったので、ライブを聴きに行ってみよう。

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