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生き物たちの暮す森|No.021「小さな気付きと出逢い」

森を歩いていると色んな種類の鳥の囀りや落ち葉の上をリスが走っていく音、落ち葉の下をカナヘビがすり抜けていく音など様々な音が耳に入ってくる。

頭上の高いモミの木では姿が見えないが、カケスの群れが小声で内緒話をしているし、視界の片隅で何かが動くのを感じたので観てみると、木漏れ日の中で小さなアリが何十倍もの大きなオナガミズアオの翅を必死に巣へと引き摺っていく。

オナガミズアオの翅

森の中にいると日常の生活にはない感覚が研ぎ澄まされ、小さな気付きや発見があるので飽きることがない。

これからも引き続き、森の中での小さな出逢いを記録して大切に残していきたい。

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