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生き物たちの暮す森|No.000「想い」
これまで通り「奈良の鹿」の作品も投稿していきますが、同時進行で4年前から撮影を進めている新作『 生き物たちの暮す森 』の投稿も始めます。
ご覧いただける皆様には、「春日山原始林」の素晴らしさや四季の光景、多様な生き物たちの存在、そして、驚きや発見を作品を通してお届けできればと思っていますので是非お楽しみ下さい。どうぞよろしくお願い致します。
![](https://assets.st-note.com/img/1725977804-VUedIGKNcZLnsuJqv8MWaYAj.jpg?width=1200)
奈良公園と言えば鹿をイメージするかと思いますが、奈良公園の奥に広がる「春日山原始林」はどのようなイメージをお持ちでしょうか。
春日山原始林は都市の近くにありながら原生のすがたを残し、春日大社の神域として千年以上もの間守られてきた鎮守の森であり、国の天然記念物、世界文化遺産にも登録されています。
僕は4年前の2020年から春日山原始林に足を踏み入れ、多様な生き物たちが暮らす森であることを知り、野生動物をはじめ、野鳥・昆虫・爬虫類・両生類・菌類、大樹や四季折々の光景を撮影しています。
季節や時間、天候が変われば全く違った光景を魅せてくれるこの森で、日常では感じることのない感覚が研ぎ澄まされ、生き物たちの微かな視線や匂い、そして様々な痕跡にも意識を向けています。
また鬱蒼とした木々の隙間から見上げた星空に癒されるひと時、森に響き渡る鳥や虫の囀り、心地よい水のせせらぎ、風に吹かれ葉が触れ合う音を無意識の中で記憶し、新しい発見や驚きを感じながら、日々この森の素晴らしさを実感しています。
これまでの出逢いの数々や撮影してきた様々な記録を作品を通じて紹介していけたらと思っています。
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※投稿する作品はこれまでに撮影した作品が多い為、時期や季節にばらつきがあります。
※自然写真家 佐藤和斗は奈良公園事務所/奈良公園室より撮影許可申請を受理され撮影をさせていただいております。
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