【転職】逃げでも甘えでもない!転職意識をグローバル視点で解説!
「転職って”逃げ”とか”甘え”なのかな・・・」
転職を考えつつもこんな悩みを抱えていませんか?
<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
◆ ブログ村、FC2ブログランク「転職」カテゴリ1位継続中。
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◆ 転職系メディア「GOOD JOBLOG」を運営
この記事では、退職や転職が「逃げ・甘え」と思うネガティブなイメージをぶっ壊します。
「逃げ・甘え」と考えてしまう根本が理解できて「選択」への力になります。
この記事を読んでいただければ、自分の人生を決断するのに他人の目が気にならなくなります。
< こんな方にオススメ >
◆ 転職したいのは「逃げ・甘え」だと感じる
◆ 今の仕事環境から一日も早く逃げたいと思う
◆ 仕事を辞めて転職したいけど周りがネガティブ
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
【転職】逃げでも甘えでもない!転職意識をグローバル視点で解説!
■ 日本は「転職=逃げ・甘え」が根強い転職後進国
今の環境が辛くて転職したい!仕事を辞めたい!
なのに・・・
「転職するなんて逃げだ」
「そんな理由は甘えだ」
と自分で思ったり、周りから言われた経験ないですか?
同じ悩みはネット上でもたくさん見かけます。
まずあなただけではないので安心してくださいね。
検索すると数え切れないほど同じ悩みが出てきます。
そして今・・・
転職しよう
仕事をやめよう
と考えているあなたも上記のSNSと同じような感覚や思考になってませんか?
私自身も5回の転職を経験して、また転職エージェントとしてたくさんの方の転職のサポートをしてきました。
そして「転職」にまつわることをいろいろ勉強したりしていますが、1つだけ確かに言えることがあります。
『あなたの人生はあなたが決断すること』
これを第三者にとやかく言われる筋合いはありません。
つまり「逃げでも甘えでもない」と言うことです。
日本のサラリーマンで「1回も転職を経験していない人」の割合をご存知でしょうか?
男性の場合ですが下記のグラフをご覧ください。
30代で半分が転職を経験。
60代前半になるころにはわずか「11%」しかいません。
※グラフ外で言うと65歳の時点では1.4%です。
■ 転職を逃げ・甘えと思うのは「日本人思考」のせい
行動した結果が先に分かる人なんていません。
何事も
「行動」して
出る「結果・経験」で何かを得て、
それがいつか「財産」なるわけです。
そう考えてみてください。
そうすると1箇所にずっと留まること。
これが「囚人」のように感じます。
転職は「たくさんある人生の選択肢の1つ」です。
人生経験を積むことができる「手段」です。
お金を稼がないといけないから会社に行くという「選択」。
おなじ「選択」なのに、環境が変わることを無意識に人は抵抗感を覚えます。
これを心理学で「現状維持バイアス」と呼びます。
何かを得ることより「失うこと」を避けたいという「プロスペクト理論」が背景にあります。
出典:UX TIMES
それでも「逃げ」とか「甘え」と考えるのは・・・
私たちが長く刷り込まれてきた「日本人的な思考」のせいです。
「日本人的な思考」っていったい何なのか?
なぜそれが転職を「甘え・逃げ」と感じさせるのか?
その理由を次の項目で解説します。
転職を「逃げ・甘え」と捉える背景
■ 教育の段階で「継続が美徳」と刷り込まれてきた
日本では中学校までが「義務教育」ですよね?
早ければ小学生から、そして中学生になるとみんな
「同じ制服」を着て
「同じ規則」に従って
「同じ行動」をすること
これを半ば強制されます。
ここで「周囲に合わせるのが正しい」。
そう教え込まれてきたわけです。
まずここが日本人的思考の原点になっているの「教育面の問題」です。
同じところで同じことを継続すること。
それが美徳だと無意識に刷り込まれてきました。
■ 海外の転職市場を知ると日本は異常
学生になれば就職活動をして説明会に行き、面接をたくさん受けて新卒として社会に出ていく。
そこから外れるとなぜか劣等感を覚えたり。
今にして思えば「会社員の養成」のようですね。
しかし海外の転職市場は日本とは根本的に違っています。
グローバルに見てみるといかに「日本人的思考」が、レールから外れた事をするのをネガティブな捉え方をしているかが分かります。
次の項目では海外の常識から転職が「逃げ」でも「甘え」でもないという具体的違いを解説します。
転職を逃げ・甘えと見る日本と「グローバル思考」の決定的違い
< 海外との日本の大きな違い >
学生の夏休みは「インターン」で就労経験
転職は「人生を選択する手段」という思考
同じ事を続けても日本のような昇給がない
順に説明しますね。
1.学生の夏休みは「インターン」で就労経験
「インターン」という言葉。
日本でずっと生きていると、耳にはするけどいまいちピンとこないというか自分に関係ないと思ってしまいます。
しかし世界的に見ると・・・
海外ではこの「インターン」を経験しないと学校を卒業しても就職できません。
それは日本のように「新卒一括採用」という制度自体がないからです。
そのため学生は夏休みなどを利用して企業でインターン生として就労経験を得ます。
私が以前在籍していた会社でも、海外のインターン生を受け入れていました。
チェコ、中国、アメリカ、マレーシアなど多様な国から学生が来て2ヶ月働いていました。
各部署で色々なことを経験して時には一緒に営業の現場にも同行します。
最終日には学んだこと、これからのビジョンを皆の前でプレゼンします。
これが非常に完成度が高いんです。
こうして企業で就労した経験を証明して、就職活動をするのが当たり前なんです。
これを目の当たりにした時に日本の大学生の現状と比較して、数年後には大きな差になって出るんだろうなと思ったのを覚えています。
「レールは自分で作る」のがグローバルの常識です。
経験を積んだら積極的に「次のステージ」を探して移っていくのが「普通」なんです。
逃げ・甘えなんて考えを持っている人こそ置いていかれる環境です。
2.転職は「人生を選択する手段」という思考
社会に出てキャリアを重ねていって、日本では勤続年数や経験によって昇進して昇給が自動でついてきます。
その象徴的なものが公務員です。
※公務員を否定するものではありません。
自分の20年後の給与がわかる。これって世界的には異常なことです。
海外では「ポスト型・ジョブ型雇用」と呼ばれる形をとっており、
雇用形態と契約で仕事の範囲がガッチリ決まっています。
その契約以外の仕事はできません。
社内での異動も人事権は所属部署が持っています。
日本だったら人事(会社)が持っていますよね?
海外では「準備された仕事に人を充てる」。
※これに対して日本は「採用した人に仕事を充てる」と言う「ファミリー型雇用」と呼んでいます。
なので例えば海外での異動は・・・
営業で違うチームに異動するのも「本人と所属部署の承認」がないと認められません。
日本人的思考からすると「マジ?」って思う話ですよね。
日本は会社が異動しろって言ったら逆らえない風潮ですもんね。
ポストに関しても自動的に上がらず、空いたとしてもエスカレーター式ではありません。
ポストに付きたければ試験を受け契約を変えて就くか、社外に求めます。
グローバルでは「転職」は自分の人生を向上する「手段」です。
そこに「逃げ」とか「甘え」なんて思考すら存在しません。
3.同じ事を続けても日本のような昇給がない
日本では「辞めずに居れば」、ある程度の役職がつき給与もそれに合わせて上がります。
そうして「無能上司」と呼ばれる存在が生まれる原因にもなっていきます。
「勤続年数」が評価にいまだに直結している現状では成長速度が上がる訳もないですね。
前項のように海外では・・・
同じことを続けていても昇給しません。
上げたければ「それに見合う仕事」をする必要があります。
そして「それに見合う相応の報酬」が支払われます。
権利を主張するなら義務を果たす。
皆、それを掴むために転職するんですね。
もちろん日本と同じように、人間関係や会社のやり方に疑問を持って転職するという人もいるのは事実です。
< メモ >
会社との雇用契約では「アットウィル雇用」というものがあり、雇用主も従業員も退職することを自由に選択できるというのが普通です。
これも転職しやすさを後押しする制度の1つですが、解雇しやすいという危うさもあります。
詳しくは下記で解説しているのでご参照くださいね。
< 参考記事 >
【転職】日本の転職事情はおかしい!世界との比較で見る間違いと本質
日本ではよっぽどのことがないと解雇なんてされないですよね?
グローバル視点で見たらこんなにギリギリの状態で毎日働いてるんです。
ーー
この状況を知っても・・・
あなたはそれでも転職は「逃げ」や「甘え」と思いますか?
自分の人生をは自分で決める。
至ってシンプルな正解です。
心配することなんて全くなしです。
ネガティブなことを言ったり思っている周りを置き去りにプロを味方につけて成長への「選択肢」を取りましょう。
海外の転職は優良のエージェントを使うのが普通で日本は恵まれています。
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
転職は逃げ・甘えじゃない!グローバル思考で「決断」をスムーズに!
グローバル視点で「退職」や「転職」をみると大きな収穫があります。
転職は多くの「企業カルチャー」を知ることができるものです。
そしてその先・・・
その中で頑張るもよし
理想のカルチャーで起業するもよし
転職を経験したからこそ見える世界。
そこから見える理想の環境。
それを叶えるために「転職」は利用するべき「手段の一つ」です。
日本では全てが無料の転職エージェントサービス。
海外では「有料」のサポートサービスなんです。
そのため転職に対する「熱量」は日本と海外では大きく違います。
いつか日本も全て有料の転職エージェントがスタンダードになるかも知れません。
無料で受けられるうちに
求人サイトに載らない「非公開求人」
エージェントが訪問で掴んだ「リアルな内部情報」
これを知らないまま転職して「転職後のミスマッチ」が絶対に起こらないようにしてください。
あなたが「世界の常識」を知って、恐れをなくし、前向きにより良い人生のための選択をしていくことを心から応援しています。
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
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