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俺の波

こんにちはかず波です。

サーフィンの波待ちでプカプカ浮いて、来る波を眺めている時、「波には色々な向き、大きさ、形があるなぁ」と感じます。

遠くから如何にも「来ましたよー」と来るわかりやすいもの(セットといいます)から、岸にかなり近づいた頃、急に成長して乗れる波になるやつとか、遅いの、早いの、掘れてるの、ぶ厚いの、などなどバラエティ豊かです。

きっと、遠く外洋から旅をして、岸近くで色々な波と干渉して、今私の前にいるのだなぁと感慨にふけている間に、いい波を見逃したりします(笑)

では、いい波とは何でしょうか?

昔、ハートブルー(洋画名Point Break)という映画があり(若かりしキアヌ・リーブスが主演)、その中のシーンで、初心者の主人公に波を前乗り(サーフィンルールで、先に乗った人の進路にあとから乗ってくる)された不良サーファーが怒り「俺の波だ!!」と言いながら、主人公のリーシュ(ボードとボードをつなぐコード)を切ってしまう場面がありました。

ベテランサーファーになると、波の向き、海底の形などの情報をもとに、おそらく体感してもっている波の合成や波動関数でいう箱ポテンシャルなどの理論をもとに、フーリエ変換、波動方程式を無意識に解いて「俺の波だ‼︎」と、波を選んでいるのかも知れません。

私にも、ささやかなレベルで俺の波がありまして、「よしキターーー」と乗った後に、前乗りされた時は落ちこみますorz

なので、より波に乗った時の快感を知っているベテランにとってはショックは計り知れないと思います

映画ではかなりの乱暴者(海にナイフ持ってきてる⁉︎)のリアクションでしたが、それだけ逃した魚的に悔しかったのでしょう。

サーフィンに限らずにどんなことでも、人間はそれに必要な情報、経験、理論を身につけて、体内熟成して、各段階でそれに見合うパフォーマンスを発揮するのではないかと思う次第です。

だから、どんなことでも、その道を極めた人や道をみつけて頑張る人に共感して、感動するのでしょうかね

では!!

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