ノートPCの選び方
今、使っているノートはLG gramで数年前に購入したものです。その前はMicrosoft SurfacePro3を使っていました。
ノートPCを買うという時は、大体において、それまで使っていたものに何らかの不満、不足がでるからです。だからはじめてノートPCを買うという人には向かないかもという話をします。
私の場合、ほとんどの場合はメモリ不足によるパフォーマンスの悪化が買い替えの原因になっています。またバッテリーがヘタって来て、駆動時間が短くなってきたというのも原因の一つです。それに比べるとCPUの能力不足やディスプレイやキーボードの故障というのが原因になることは経験していません。というのも最初からそこそこのスペックのものを選んでいるからかもしれません。
前に使っていたのが8Gメモリだったので、今回は16Gを探したのですが、数年前の時点では選択肢がかなり限られていました。最初から16Gを積んでいるものは軒並み、かなりお高いものでした。その中でLG gramは、自分でSSDやメモリを拡張できる構造になっており、これが決め手となりました。
拡張スロットは裏蓋を外した中にあります。四隅のゴムを外してネジを回すと裏蓋全体が外れる構造になっています。ここに標準的なノートPC規格のSSDやメモリのスロットがあります。特別な工具も必要なくデスクトップPCのメモリがサワれる人であれば大丈夫です。裏蓋を開けても何らかの封印シールとかが貼ってあるわけでもありませんでした。
LG gramには複数の画面サイズがあるのですが、私は一番大きな17インチを選びました。ベゼルが狭いので本体サイズとしてはいわゆる15インチのビジネス向けとほぼ同じです。解像度は2.8Kで、これだけあれば画面が狭いので込み入った作業はデスクトップPCでやるなんて必要性を感じることもなく、席についているときでも外部のディスプレイが欲しいと感じることもありません。ちなみに17インチであっても重さは1300グラム程度で、拍子抜けするくらいの軽さです。
問題点としては会議室で広げる時に他の人の顔が見づらくなるほど高さがあり、机の専有面積も広いので、他に紙資料があったりするとノートは閉じないと手元のスペースが足りないとかにはなります。また新幹線の机で作業をすると、ちょっとギリギリです(なんとか入りますが)。
あと大事なことはUSBで充電ができることです。ACアダプタを持ち歩くと重いことよりも、これを紛失したり故障するといきなり本体が使い物にならなくなることです。外出時はPD対応のUSBアダプタを使っています。もし出張にアダプタを忘れても、USBアダプタであれば現地で調達してしのぐことも可能です。
なお、この機種は購入当時はWindows10でしたが、11へのアップグレード対象で、ビックリするくらい簡単にアップグレードを行うことが出来、そのままでデバイスドライバ類の不具合もありませんでした。
面白い機能として充電の上限を80%にするという設定があり、長い会議とかが予定されているとき以外はこれをオンにしています。これがどのくらい効いているかはわかりませんが、数年経っても1割程度しかバッテリーはヘタっていませんね。
まあ、今回のノートPCはなかなか気に入っているのですが、次の買い替えの際には世の中が変わっているかもしれないので、何が大切になるかはわかりません。でもノートPCの場合、細かなスペックよりもディスプレイとかキーボード、丈夫さや軽さなどが大事です。デスクトップと違い、後から変えられませんし、わざわざ外付けを使うのも本末転倒ですよね。
さて、今度は私のノートPC歴なんていうのも、思い出してみますか。ひとつ前のSurfaceについては、以下の記事を書きました。
※ヘッダ写真は今のLG gram。シールだらけでお里がバレますね^^;。