エイプリルフールのオワコンが決定!
さて、これを投稿した日は4月1日!そうですエイプリルフールです。
エイプリルフール
これがいつから始まったのかは定かではありませんが、少し前までは毎年Googleからはいかにも本当にプレスリリースであるかのように製品であるとかサービスが発表されていたのですが、結局、これも無期延期になってそのままです。
List of Google April Fools' Day jokes
遡ればあの月刊アスキーの付録またはおまけとしてAh!SKI!というパロディー版が出ていました。記載されていたゲームがなかなか身内ネタと言うか知る人ぞ知るという部分があって、一部の人(本当に一部)からは熱狂的に支持されていました。
年刊AhSKI!
単に嘘を付いても良い日ということに過ぎないのですが、嘘を語ることで夢であったり異なるタイムラインに思いを馳せていたような気もします。嘘というのもなかなかセンスが試されると言うか上手につくのがとても難しいものなようです。
エイプリルフール 世界を騙した華麗なる嘘
https://qui.tokyo/life-style/days-0401
ただ最近はあまり流行らなくなったと言うか、以前のようにはウケなくなった気がします。それはきっとネットにある情報が嘘にマミれていて、日常的に嘘と付き合うようになってきたからかもしれません。毎日のように「これは嘘ではないだろうか」と思いつつ、確認のために他の情報も検索しつつ信憑性を確かめる日々なので、もうこれ以上、嘘を見せられてもちっとも楽しい気持ちになれないのです。それに4月1日というのは新年度の最初の日であり、実際に「今日から、これが新しくなります!変わります!」というお知らせがある日でもありますし、そんな時に嘘を見せられてもイライラするばかりです。
加えて最近の生成AIの影響もあるかもしれません。生成AIは本当に嘘の天才で、質問に対して実に巧妙に嘘の混ざった答えを返してきます。正直、笑えないことが多いのはAIが自分で嘘をついていることを理解していないからです。何が本当なのかというのがわかっていないというのは、人間でもそうかもしれませんが、とても恐ろしいことです。
ということで、もうエイプリルフールを楽しむのは終わりにしたいというのが正直なところです。ところでインターネット上の規則を定めているRFCでも、この取り扱いに対する議論が進んでいます😛。
April Fools' Day Request for Comments
ということで、嘘やジョークを含む記事の検索エンジンでの取り扱いやAI向けの学習素材として使われなくするためのタグ付けが進むことで、ネット上の情報が正直になることを期待します。そうなるともうエイプリルフールの記事を見ることが難しくなるかもしれないので、今のうちに楽しみたい人は楽しんでおいてください。
エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2023年版
https://gigazine.net/news/20230401-aprilfool/
なお、この記事はエイプリルフールに投稿されたということはお忘れなく^^;
ヘッダ画像は、以下のものを使わせていただきました。https://www.irasutoya.com/2016/07/blog-post_711.html
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