パソコンと対話する人たち
あなたはパソコンの前で作業をしたり遊んだりする時に、自分自身はどんなことをしていますか。最近はリモートワークなども多くなり、他の人がどうしているのかを観察する機会も減ってしまったのですが、こっそり様子を伺っているとなかなか個性があることに気が付きます。
わりと多いのが、澄ました顔でパソコンに向かっているのですが、時折ボソボソと独り言を言っている人です。独り言をよ~く聞いてみると「あれ」とか「うん」みたいな短い言葉なのですが、脳内の反応が口まで動かしてしまっているのでしょうね。中にはオンラインで誰かと話しているわけでもないのに、パソコンがあたかも人であるかのように「そうなんですかぁ」「そう来ましたか」なんて会話をしている人もいますよね。
私はというと自分がパソコンになってしまうタイプで、一言も喋らず無表情のままで、ひたすらマウスを動かしてキーボードを叩いています。人に言わせると「彼、今は接続中だから」と言われたこともありますね。注意力がすべて画面に向かってしまうので、リアルに声をかけられると相当ビックリすることがあります。ただ時間を忘れてということはなくて、いつも「画面内の」時計とタイマーは睨んでいますよ。
まあテレビ放送を見ながら会話している人も少なからず居るようですし、電話やオンライン会議などで実際に相手が居るのだけどそこにはいないということだってあるので、一人で喋っているのが独り言かどうかは良くわからないのですが、会話の一部だけを聞かされるとどうも落ち着かないというか、却って気になりますよね。
ヘッダ画像はいらすとやより
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