ようやく到着したMSX0
MakerFaireTOKYO2023準備で忙しいさなか、ようやくクラファンで申し込んでいたMSX0が到着しました。
次世代MSXプロジェクト「MSX0 Stack」インプレッション
IoTデバイスとして通信もできるので、もう1台CORE2も含まれているPLAN Bを選択したので、準備と発送に少し時間がかかったようです。
MSX0に至る道程なんかは、以下の記事もお読みください。
MSXの(黒)歴史
直ぐにでもイジりたいのはヤマヤマなんですが全然時間がとれなかったので、とりあえず同梱されていたSDを差し込んで電源を入れてみました。確かにMSXの起動画面が出て、もちろんBASICは使えるのですが、画面をスライドすると出てくるはずの設定画面が出てきません。まあ当時のディスクの無い実機と同じと言えば同じです。やはりちゃんと説明書なりを読まんといかんなぁと想いつつ、SDを差し込んであるのに FILES がエラーになったので、原因を察して家にあるSDを漁ったのですが、余っているSDは最も容量が小さなものでも64Gでした。(m5stackの仕様は知っているので)きっとこれはアカンと思い、それ以上イジるのはMFTが終わってからとしまい込みました。
無事にMFTも終えることができm5stack社長のジミーとも「See You!」と別れた後、ここでトラブっても仕方がないので、ちゃんとした家電店で16GのSDを調達して帰りました(もう16Gを探すのも簡単ではないのですね)。
翌月曜には、次のMSX0のクラファンが発表されました。
「MSX0」の新ラインナップが発表。指輪サイズの携帯型ゲーム機も登場
m5stackには多彩なラインナップがあるので、西さんの勢いも止まらなくなっているようです。個人的にはMSX0Cardに興味があって(MSXではなくm5stack版のM5Stack Cardputerキット(M5StampS3付属)も大人気です)、きっと申し込んでしまうような気もするのですが、イチオシはATOM Boyのようです。
西和彦氏、指輪サイズの携帯型ゲーム機「MSX0 ATOM BOY」を正式発表
この発表の後、ジミーたちは「M5STACK JAPAN TOUR 2023 AUTUMN 東京Meetup」に向かい、多くのm5stackファンとの交流を深めたようです。余りにも多くのラインナップに対応するプログラムを用意するのも大変になってきたので、M5Unifiedというどの製品でも動作する統合ライブラリが作られるようになりました。
M5STACK JAPAN TOUR 2023 AUTUMN 東京Meetup
もちろんこれから登場する多くのMSX0でも同じMSX-BASICのコードが使い回せるでしょうから、一大プラットフォームの誕生です。
さて、買ってきたSDに同梱されていたSDからイメージコピーし本体に差し込んで電源を入れたら無事に設定画面が出るようになりました。遅まきながら同梱されていた説明書(紙)を読んだら「本体で読めない時はPCでコピーしてね」とちゃん書いてありました。やれやれ。
これからファイルで用意されている各種ドキュメントを読んで、まずデモプログラムを走らせてみようと思います。拡張されたいろいろな機能はそれから使ってみます。気になるのはSCREEN MODEなどのグラフィックとIoT拡張命令かな。使ったらボチボチまとめも書いてみますので、乞うご期待。
ヘッダ画像は、届いたMSX0 PLAN B。ケースは西さんの直筆サイン入りですよ。