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The light beyond effort
2023年4月、私は社会人になった。
第一志望の会社に入社ができて夢と希望に満ち溢れていた。
覚えることも多かったが、新しい知識を蓄えることが楽しくて仕方がなかった。
でも、社会人はそれほど甘くなかった。
体調に異変が出たのは入社して4ヶ月が経った頃。
これは、私の社会人生活で培った、考え方と癒し方。そして逃げ方のお話です。
一つ目の試練
私の体調に異変が起きたのは、入社4ヶ月が経った8月ごろ。
なぜ、突然私の体調に異変が起きたのかは明確だった。
中途社員の、入社。
この時に私は初めて感じた。人間というのは突然の変化に弱い。
私の配属された部署には、今のご時世には珍しく女性社員が私しかいなかった。
女性一人でどうしていいかわからないことが多かったが、先輩たちとのコミュニケーションを大事にし、いい意味で女性の特別扱いをされない環境でとてもやりやすかった。
しかし、8月に女性の中途社員が入社してきてくれた。女性社員が入ってくるということで嬉しかったが不安は多かった。
理由として、どう関わっていいかわからなかったからだ。
現在の会社の歴は4ヶ月だけ私の方が長いが、歳は1こ上という一番絶妙な感じだったのだ。
そんなこんなで、新しい中途社員さんのおかげで波瀾万丈な社会人生活を送ることになった。
8月を皮切りに体が妙にだるくなったり頭が痛くなったりという日々が続き、挙げ句の果てに人生で初めて健康診断で引っかかった。
不整脈が出たが、大したことはないと放っておいていた。
しかし、ある日仕事でコンテストに行った。その時に立っていたら強烈な眩暈で立っていられなくなり、つけていたApple Watchからは心拍が正常ではないと言われついに病院に行くことにした。
診断結果は、「自律神経失調症」その中の「起立性低血圧」というものだった。
完璧にストレスだった。
先生から言われたのは自律神経は一度乱れると完璧に戻ることはない。上手く付き合って、ストレスの根本をなくすしかないと。
ストレスの根本の解消。そんなことができたら苦労などしない。
でも、こんな不調とずっと付き合い続けるのも勘弁だった。
そこで私が出した一個目の解決法は、「上部だけでも仲良くする」
これは、よくある解決法だと思う。
多少はストレスが減ったが、地味にしんどかった。
地味にしんどかったから、もちろん転職も考えた。
いつ転職をしてもいいように、資格の勉強もした。
でもある意味、資格の勉強はとてもいい時間だったと思う。
資格の勉強をしていると自分はここ以外にも居場所があると思えたし、まだやめたくないとも思えた。
この話を読んでいる人は地味にしんどいという経験を「している」「していた」
という人もいるのではないだろうか。
そんな時は自分の思うがままに行動してみるといいと思う。
私の場合は転職をする前に資格の勉強をした。それはきっとまだ今の会社を辞めたくなかったのだ。でも反対に、すぐに転職活動に移る人もいるだろう。それも選択として正解だ。追い詰められた状況で下す選択は自分にとって間違いなどない。
そして、努力した先には必ず光はある。
一筋の光
転職をするにも気持ちが進まず、でも今のままだと気持ちがモヤモヤするというどうしていいかわからない状況が続いたある日。
上司から、1本の電話「異動することになって来年からは新しい人が来るから」
社会人になって初めてのお世話になった人の人事異動。
私の父親は転勤族だったこともあり異動ということに特に抵抗はなかったが
とても動揺した。
新しい人が来るということに不安もあった。
しかし、その不安は以外にもすぐに消えてった。
その理由は根拠のない自信だ。
私は、ごく稀に根拠のない自信を抱くことがある。そして、その自信は以外にも当たることが多い。
新しい上司が新しい風を吹かせてくれる気がする。そんな風に感じた。
そして、見事にその予感は幸いなことに的中ししんどい期間はのき超えられた。
ここで伝えたい。
終わらないゴールはない。努力をしたら必ず光は見えてくる。
でも、一人で抱え込まないでほしい。誰かに助けを求めることも大切。
行動の大切さ
新しい上司がきてくれたお陰もあり、少しずつ体調は改善の兆し。
それでも、実家から離れて縁もゆかりもない土地で一人暮らしということもあり
食生活も乱れまくり…
でも、これだけは言わせてほしい。最初に住んでいた家は会社が用意してくれた家で駅近で綺麗だったが、キッチンがとにかく狭かった。
料理をする気もわかなかった。
ということで、私は会社の福利厚生をフル活用して2年目にして引っ越しを決意!
引っ越した場所は今までの家から徒歩圏内で1駅しか変わらない場所にしたが、
内見もして不満は一個も無いくらいいい家だ。
私の、家の決める基準としてとりあえずオートロック。水回り綺麗。パッと見の内装が綺麗。それだったら築年数は何年でも良かった。
実際、私の今の家は築年数はそれなりにあるがリノベーションがかかっているので綺麗だ。
1年目の頃は、行動する元気も出なかったが2年目になって少ししてようやく
行動を起こす元気が出てきた。
そして、びっくりすることに行動を起こしってから驚くほどに体が軽くなって日々が充実した。
行動自体はなんだっていい。タイムズを借りてドライブに行くこともある。
公園でお昼ご飯を食べてみたり、とりあえず興味をもったことはやってみている。