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比較競争の闇を越える

【比較競争の闇を越える】
誰かと比べることで自己評価して
勝っていれば、上機嫌になったり
負けていれば、不機嫌になったり
自分の感情に振り回される毎日…

他人と比較して、一喜一憂する心。

そんな毎日で疲弊していませんか?

【比較競争社会】
より優れた人が評価される社会では
常に比較競争の中で戦い続ける。
アスリートであれば尚更である。

運も必要だが、努力の成果が、
数字として現れやすいスポーツ…
それが陸上競技というスポーツ。

どれだけ練習をしたとか、
アピールできる練習をしたとか、
練習メニューを公開している方々
をSNS通じて収集をすることで、
自分と比較して、一喜一憂する。

【月間走行距離という魔術】
私も一喜一憂を繰り返す1人。
マラソンへの挑戦を始めた頃、
月間走行距離という言葉を知った。

中学、高校と陸上競技部でしたが
月間走行距離の存在を知らなかった。

本来、練習を積み重ねた結果、
結果的にこれくらいの数字でした!
という程度のもののはずですが、
市民ランナーにとって、この言葉は
どれだけ頑張ったかアピールになる。

その中身、質がどれほど悪くても、
月間走行距離が多くなってくると
言い訳できるし、自分は凄い!!
と認識することが可能になるから。

【月間1000kmって何?】
私が月間走行距離を知ったのは
高校卒業後、社会人1年目の時。
市民ランナーとしてデビューし
フルマラソン本格挑戦しよう!
と思い、練習をやっていた時。

自分は十分走り込んでいるし、
自分は十分練習もできている。

そう思い込んでいた私は、
数えると月間400km平均。

月間1000kmを同世代が走ってる…
その情報は、私の思い込みを壊して
自分は練習してない… orz
こんなんじゃダメだ… orz
という気分にさせた。

当時18歳で、社会人1年目の私は
箱根駅伝で活躍される方々と同世代。
同世代の活躍と練習量を聞いて落胆。
でも同時にそれだけの量を頑張ったら
最高に強い選手になれるかもしれない。
という感情も当時、芽生えました。

【1日平均30km走れば】
単純計算、お仕事のある平日も
含めて、毎日30km走ができれば
彼ら、箱根駅伝に出る人達よりも
速く走れるってことじゃん!!?

中学も高校も顧問の言いなりで
自分で考えて練習しなかったので
人生はじめて自分で考え試した時期。
無知にも程があるやろ!と今なら思う。

案の定、いきなり5日間連続で
帰宅ランで会社→自宅+α 走り込み。
結果… 右足首の故障。

そして、左膝の故障。
そして、右膝の故障。
そして、左膝の故障。

※ 高卒18歳、社会人1年目で走った
第2回神戸マラソンは、右足首を
故障したままの出場でした。
結果、怪我は悪化しましたが、
当時10代で唯一のサブ3 完走で
年代別19歳以下の部で優勝🏆️
この大会は私の人生の転機であり
私が大切にしている想い出です。


【SNSを見て鬱になる】
故障をすると練習時間分、
暇になるのでSNSを見る機会が増える。
同世代のライバル達は活躍してるのに
一体自分は何をやっているんだろうか…

できることを頑張れたら良かったですが…
なかなか現実を受け入れることはできず…
結局は「何もしない」という反抗。
誰も得をしない選択肢を選んでいた。

結果、ストレスが溜まりに溜まり、
仕事はうまくいかず、ミスが増え、
人付き合いもうまくいかなくなり、
暴食が一番の発散で、太っていき、
体重も増え、余計に動けなくなる。

【負のスパイラル】
闇の連鎖反応は続いていく。
走ることに恐怖心を覚えたり
自分を見失うところまでいく。

比較競争の心が生み出した
成れの果ての姿でしょうか。

本来やるべきことに注力できず
他人と比べて、劣ってる自分を
受け入れられず、頑張れない。
選ぶ選択は「サボる」または
「他のことに手を出し遊ぶ」。
それでは夢には届かないよね。

※ 悩んだ時期を経験したからこそ
今この時を楽しめる人になれました。
闇の先には必ず一筋の光があります。
その光の存在を信じ続けることです。
闇の中に居る間はほんとに苦しくて
辛い想いや出来事が多発しますが、
そんな中でも「希望」だけは捨てず
今できることに一生懸命になること。
できる全てをやり尽くした人には、
良い運気が流れ込んできますから。
まずは第一歩。その勇気。
私は応援しています。

【○○であるべき】
自分自身には無意識のうちに
○○であるべき… というような
自分マニュアルを作っている。
○○を実現させるためには、
○○をやらないといけない…
別の方法や、別の手段もあるのに
1つの方法や手段しか見えなくなる。

その自分マニュアルを遂行できないと
やらない… という選択をしてしまう。

こんな方法もある。こんな手段もある。
あらゆるパターンがあり、道もあるのに。
もっと視野を広げる訓練が大事。
これは訓練です。思考の訓練です。
いきなり複数の手段を紙に書き出し
どれが最良の選択かを選ぶなんて、
すぐにできることではありません。

さらには未来は不確かな世界です。
今この瞬間の行動で未来は変わる。
なので情報はあらゆる角度で見て、
最も「確からしい」ものを選ぼう。

未来の自分から伝えておきます。

【自分軸を持つこと】
オリジナリティ溢れていて、
オンリーワンな想いや願い。
叶えたい夢が1人1人にある。

自分軸を作ること。
自分とは何だろう??
自分に託された想いや願いって
自分が果たすべき使命って、
一体何か考える機会は大切です。

どんなことに興味を持っていて、
過去にどんな感動体験があって、
過去にどんな辛い経験もあって、
未来ではどんな人生を生きたいか。

自分を見つめる。
しっかりと内観する。
自分の嫌な部分を特に見る。
自分が苦手な部分を特に見る。

【自分基準で生きよう】
それは自由気ままに生きること
それは自分だけの人生だから、
好き勝手に生きる…という意味
ではないことは明らかですね。

自分基準とは誰かと比較して
定める基準値ではないってこと。
できるか、できないかわからない。
けど、これくらいは、やってみたい!
挑戦してみたい!頑張ってみたい!
と思えるくらいがちょうど良い設定。

⚠️ 我欲は手放すこと
⚠️ 今の自分基準で設定すること
⚠️ 過去の自分で設定しないこと

【間違った完全主義】
一喜一憂する理由の1つに
間違った完全主義がある。

完璧でないといけない…

自分で決めたことなのに
100%達成ができなかった…

間違った完全主義を守り、
完全に遂行するなんて不可能
であるという事実を受け入れ、
あるがままの自分を認めること。

【最後に】
人生は1度きり!とよく聞きますが
本当は輪廻転生を繰り返しながら、
先祖代々を受け継ぎ、私が存在する。

人生、思いっきり生きる為にも
オリジナルでオンリーワンな人生を
選択できるように、心を磨いていく
心の鍛練を、心の筋肉を鍛えよう!!

必ず道はある。

そしてすべての現象において
自分のせい、自己責任と捉え
「私が変わります」宣言で、
事態を光転させられるように
これからも日々精進します。

私も比較競争の闇を越えるぞ!
えぃえぃおーーー!!


鉄人☆DON松井一矢

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