社会貢献履歴が貯められるweb3時代の新しいソーシャルギフト「MeTown.Gift」
こんにちは。
MeTown代表の田中一弘です。
前回のnoteで記載していたweb3時代の新しいソーシャルギフト「MeTown.Gift」のアルファ版ですが、7月20日に無事にローンチをすることができました!
そして、第一弾の取り組みでは、システム不具合に見舞われながらも、「夕張メロンをNFTアートで贈る」という企画を行うことができ、なんと即完売をさせていただくことができました!!!
(ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!)
NFTアートで貢献を可視化して、社会貢献履歴が貯められる社会を創りたい
今日は、この「MeTown.Gift」の取り組みを始めてみて、「贈る」という利他的な活動が、とてもweb3と相性が良く、社会を変えられるほどのインパクトがあるかもしれないと思っていることについて、自分の思いを記録していきたいと思います。
利他的な活動は、自分からアピールすると陳腐だが、NFTアートとしてウォレットに入っているとクールだ
「社会的意義のあることを頑張っている地域や人を応援したい」という思い。
このような「利他的な活動」は、僕たちの生活に馴染む活動として存在しており、「寄付」「クラウドファウンディング」「ギフト」など、様々な方法で表現されてきました。
このような利他的な活動については、一般的にはお返しを求める類のものではないことが多いものの、「お礼」「返礼品」「内祝」などの形で一部ではお返しの文化も存在しています。
このことについて、web3時代に、この「利他的な活動」について、もっとその人の社会的な評価に繋がるような表現ができないか?と思い当たりました。
こちらが、本日の問いです。
問い:利他的な活動を、社会的評価として貯められると、その人のデジタルアイデンティティを彩ることができるのではないか
この問いの前提として、「利他的な活動」は、自分からアピールすればするほど、陳腐なものになってしまうという特徴があることがあります。
これは、「徳を積む」といいますか、善い行いはこっそり行うべきで、それを自己アピールに利用することは品がないという考えが背景にあるものと思います。
これは、東洋・日本っぽい発想ですが、とてもしっくり感がある考え方ではないでしょうか。
さて。
この「利他的な活動」について、ブロックチェーン技術、そして、NFTアートというビジュアル化技術によって、変革が起きるのではないか、そう仮説を持っています。
今回、私たちが行ったMeTown.Giftという取り組みでは、以下のツイートに表すように、「夕張メロンのファンの輪を広げる地域貢献活動」をしてくださったことに対して、ブロックチェーンに刻まれるNFTアートを、Giver精神を持った貢献者に配布するという取り組みを行いました。
これは、短期的にはシンプルにミツバチのアートが手に入っただけに過ぎないかもしれませんが、中長期的には、その方の過去の貢献履歴をビジュアル化して表現するデジタルアイデンティティに繋がる可能性があると考えています。
そして、このような貢献履歴が「デジタルデータなのにも関わらず、自分の手元に、ずっしりと鎮座する全く新しいアート」として、いつの日か自分を表現するアイデンティティだと感じることができる日が来ると良いなと思っています。
このような、誰に奪われることのない「貢献履歴」を「価値」として貯めることができる社会になるとなんて素晴らしいだろう。そんな思いから、MeTown.Giftという取り組みを進めていきたいと思っております。
それでは!今日は、短いですが、この辺りで。
【募集】 web3で地域のファンの輪を広げたい事業者・自治体の皆様へ
MeTown.Giftのベータ版へのアップデートへ向け、ラインナップ拡充をする予定です。そこで、以下のような課題を抱えている地域の皆様を募集しています。
「web3で地域のファンの輪を広げたい」
・地域のファンの輪を広げる方法に悩みがある
・地域産品や地域資源を活用し、地域のファンの輪を広げたいと思っているが、どのようにすればよいかわからない
「隠れた地域の可能性をweb3で開花させたい」
・隠れた地域資源があるが、なかなか魅力を発信できていない
・関係人口や交流人口を増やしたい思いがあるが、なかなかうまくいっていない
ぜひ、お気軽にメッセージを頂けますと幸いです。まずは、オンライン面談など、課題をお聞かせいただき、MeTownのサービスとしてご助力できることについて、カジュアルにお話しさせていただければと思います。
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