かずおき

麻雀プロです。 関西を活動拠点にしてます。 最高位戦日本プロ麻雀協会 A2リーグ所属…

かずおき

麻雀プロです。 関西を活動拠点にしてます。 最高位戦日本プロ麻雀協会 A2リーグ所属/関西王者

最近の記事

禿げた話をしようか

お久しぶりです。 A2リーグでかつては首位だったものの180p程溶かし 昇級に黄色信号が点っています。まだ残留争いに巻き込まれていないのは幸せな事です。 180p溶かしている間にABEMAでの配信対局が2回ありましたがコメントに 「頭頂部がやばい」「禿げてるな」がぼちぼちありました。 また、身近な人達からもリーグ戦で負けすぎてストレスで禿げてきたのか など心配していただける声があまりに多く、こちらのnoteを書くにいたりました。 結論からいうと 「AGA対策として服用し

    • ノーリーチノーテンパイにベタ降り

      リーチアクション等ないのに完全に手を壊して降りる局が複数あって その内の1局だけ解説 マニア向けというか競技向けというか 普段使いしなくて良い思考です。 (敬称略してます) 前提として、南1局 親 トップ目 加点はしたいけど着落ちリスクは排除したい 結構異常な局で1人1人見ていく 南家の朝倉の手牌 1,3,6,7mで2つターツ払い ①索子の染めの可能性はあるが酒井の4,5,7sに反応がない。 ②上記より縦よりの進行 酒井目線4枚の4pを朝倉が手出しで切った事により

      • 関西王者振り返り

        関西王者振り返り。 個人的に勝負の分かれ目と感じた1局だけ。 リクエスト局がありましたらnoteに追加して記載しますのでお気軽にコメント等ください。 判断等、思考書きます。 総括として、まっきー(牧野君)が一番内容良かったです。 打っててもピント合ってるなぁと感じましたし、本人もそう感じているのではないでしょうか。 日々の研鑽/努力は大事とまっきー見てると感じます。今まで切れない牌を切れるようになってて何度も驚きました。 ただ今回僕もピントかなり合ってたのよ🙋ヤー 今回

        • B1リーグ 振り返り

          改めて昇級しました。 だらだらと下書きだけして投稿していませんでした。 今週末に関西王者というタイトル戦があり、それまでに投稿しとかないと(汗) 本当に嬉しい。 B1は一度降級して関西に戻っているため何が何でも昇級or 残留したかった。 下記の記事を要約すると「ツイてました。」 という事をだらだらと書いています。 麻雀の内容はなく感情の動きがメインです。 さて、今年1年振り返ると戦略(?)が上手くハマった形です。  一応ボーダー予想は昇級150p 降級▲200p 戦略

        禿げた話をしようか

          B1リーグ戦 第3節

          久しぶりのnote更新です。 (最後にサウナ情報あります。) 対局毎に更新が良いのですが不精してました。 なぜ久しぶりに更新しようかと思った話で 昨日 150p程負けたからです。 負けた時は大体同じ話になるのですが 小林 剛さん曰く 「負けた時に如何に振る舞えるかが麻雀プロ」 プロになってからというもの大敗した時はこの言葉を思い返します。 いつでも心の中にこばごー なわけですが 気質的に勝負事に負けて紳士的に振る舞う事が大変難しく熱くなってしまいます。 (気質で済まして

          B1リーグ戦 第3節

          なぜ人に麻雀を教えるのか

          本来麻雀を人に(無償で)教えるメリットはないように思われます。 むしろトラブルリスク高い! 今回教えるメリットも一応ありますよー という話です。 僕は麻雀を人に教えています。 (昔はメンバーに、今は主にプロ&プロ志望) 学生の頃から教えているので、10年程誰かに教えるという行為をしています。 (マーチャオのスタッフ向けに麻雀教室とかしてました。) 今は年1~2人ペース 元々はお節介おじさん思考で自分の知っている事柄を人に伝えたいというのがあったかもしれません。

          なぜ人に麻雀を教えるのか

          リーグ戦 第7節

          後半戦スタート 2半荘目オーラス 親 3着目で2着目と1900点差 5巡目 以下の手牌から5sリリース 上家が2着目 絞り進行 ダンラス目 国士 トップ目とは27000点くらい離れてた この局で2着目かわして置くのが相当偉い且つ巡目余裕あるなと判断 上家から出る8pスルー ツモ2s ドラ4mリリース 妥協ラインの1500 大トップ目も鳴きを入れ大体テンパイ 前巡に上家が切った9sをツモ切ると 「ロン 32000」 2枚余らせていたラス目国士に放銃 一切押す牌

          リーグ戦 第7節

          足立玲~D1最終戦南場~

          南場に突入した。 足立の立場をおさらいのために再掲 30000点付近で足立が2着 ターゲット冨谷が45000点程 3着永井26000点 南1局 親番 足立は自力通過のためには トップが必要であり、この親番でアガらなくては相当に厳しい 8巡目 69000点トップが必要な永井からリーチが入る。このリーチ「打点が低いケースは少ない」 且つ 永井はオーラスの親番でフルスイングするとはいえ 3着目永井に足立が今放銃するとお祈り(別卓次第)さえできない状況になる。 吐き気がする

          足立玲~D1最終戦南場~

          足立玲 ~D1最終戦東場~

          D1.2リーグ戦 最終節最終戦 同期の足立 玲の後ろで見ることにした。 昇級がかかった大一番 最終戦前の状況がこちら 足立 ボーダーまで3.5p ①連対且つ同卓の冨谷より上にいけば →確定 ② 足立トップor2着 & 冨谷2着or3着 で差が10200点以内 →お祈り 冨谷 ①連対且つ足立に条件満たされなけばほぼ昇級 ②3着でも足立に捲られてなければ大体大丈夫 ③4着はお祈り 永井 69000点トップで降級回避確定 →それ以外降級確定 播 大体70000点ト

          足立玲 ~D1最終戦東場~

          目無し問題~2021時点の個人打ち方~

          目無しという表現は時代的に微妙ですが、 「条件が絶望的になった人の打ち方」と表記するより3文字で済むため使用しています。 麻雀プロの道徳の授業みたいな感覚です。 これは大会で規定がない限り、 現状プロ個人個人で解が分かれます。 新人の人たちはある程度方針決めといた方がいいです。 ある日突然遭遇します。 今年Mリーグで村上さんが直面して話題になりました。ちなみに比較対象とされるのは去年の沢崎さんですが、実は岡田さんも直面してたはずです🙄 リーチ判断等であわあわしてた

          目無し問題~2021時点の個人打ち方~

          関西B2リーグ 第4節

          2-1-1-0 +97p やっと勝ちました(^^) 楽な展開はなかったものの競り合いに勝つ事が多かったです! 会心の1局がありました。 個人的に2021ベストバランス賞です 南2局 親 40000 ←酒井 南家 37000 西家 38000 北家 5000 北家が9mと1sポンしてます 9巡目南家がリーチ 酒井の手牌↓ 北家の仕掛けはトイトイ 6pトイツスタートは少なそう 出てない役牌は白と北 北家の仕掛けに対して西家がアシスト気味に役牌被せていたのでやる気

          関西B2リーグ 第4節

          関西B2リーグ1~3節

          今年も始まりました。 1節毎に書こうと思っていたnoteですが無精してました。 下が1~3節 1節目のラスラススタート 後はトントンという感じで3節目終わってます。 8半荘目までトップなくてしんどいなぁー というかずっと楽な展開がないというリーグ戦 たまにはあってもいいんじゃないのか❗ 3節目の今日 オーラス3→1を2回 12000→実質52000 8000→実質50000 のアガりでなんとかプラス10pで終了 両方2件リーチの状況でしたのでツイてました。 ハイ

          関西B2リーグ1~3節

          リーグ戦最終節(後半)

          事故とは、思いがけず起こった悪いできごと。よくないことが起こること。予期せず、意図せずに発生する不幸な出来事で、典型的には損傷または傷害をもたらすもの(Wiki参照) 東1局西家 ドラ2p 後、2半荘で60pは欲しい所 下の画像で3m切りリーチを打つ事ができた。 全て手出し 競技麻雀において現物以外28種の中で安全度の1番高い牌は何だろう。 少し考えて見て欲しい 5sと答えた人は少なからずいるのではないだろうか。 七対子のケアは当然に行われるとして 赤のない競技では5s

          リーグ戦最終節(後半)

          リーグ戦最終節(前半)

          12月13日 気持ち作りはきちんとしていた。テンションを作っていたといってもいい。テンション高く戦うために最高位戦道場に向かう。 その気持ちの一方で「従容として死に就く」という文字を理解できる程には落ち着いていた・・・はずだった。 寒さを忘れた師走の朝 コンビニで光太さんと出会う。 「宜しくお願いします!」 「おはよう。今日宜しくね!」 相も変わらず爽やかだ。協会の仲林さんのブログで触れちゃいけないジャックナイフのような人と思ってたけど(今は)違う。 とかく優しい。業界内

          リーグ戦最終節(前半)

          競技は完全であるべきか

          リーグ戦最終節書きたいんですが、筆が進まぬぬぬ さて、プチ炎上した。 競技の時間制について 個人的な私見を少し回りくどく書きます。 昔話などもするので本当にくどいです。 結論先に述べときます。 結論としては ①放送対局等一部可能な対局では導入検討がされた方が良い ②全ての対局で採用されなくても競技として成り立つ 現状競技麻雀のプロ対局において時間制限はありません。 時間制限ない事は競技ルールの欠陥とされます。 それは無制限に時間をかける事が可能だからです。 僕

          競技は完全であるべきか

          女流プロ(スタッフ)に何を送るべきか

          いつの世も男なるものあほぅである。 かのかぐや姫も無茶を言って諦めさせようとしたがあほぅな男共は喜ばせるためなら頑張っちゃう。 それに呆れて月に帰ってしまった。 大体そんな話だったような違うような。 さて、僕ももれなくあほぅな男の1人であり 贈り物に苦心した経験は当然にある。 それは昔お付き合いした女性の事もあるし、 証券時代にお付き合いしていただいた社長の方々の事もある。 この記事は 同業の女性達の苦労を皆さんよりほんの少し近くで見てきた僕の考えである。 僕自

          女流プロ(スタッフ)に何を送るべきか