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旅館小松家八の坊CIOのDX講座①DXって?

DXって言葉もちょっとトレンドからピークアウトした感のある昨今。
今回お話しするDXはデジタルトランスフォーメーションではなく、ドッグトランスフォーメーションのお話しです。
ちなみに、CIOとはチーフイヌベーションオフィサーという役職です。
伊豆長岡にある、愛犬と愛犬家に特化した旅館小松家八の坊での挑戦を書いていきます。

カメラマンから、CIOになるまでの経緯(ざっくり)


まず、八の坊の現社長(当時は専務)とは2018年のサバソニのイベントのボランティアで会いました。
最初はカメラマンとして、料理やお部屋の撮影をしていくことに。
ちょうどその頃、こちらの旅館ではワンちゃんに特化した宿に変貌していくかどうか、踏ん切りがなかなかつかない状況でした。
昔、伊豆長岡温泉はザ・宴会温泉地でした。宴会需要が多く、個人旅行にシフトすることは決心が揺らいでいたように思います。

私は撮影時にはクライアントといろいろコミュニケーションするタイプで、撮影そのものに関わることから、もう少し広い話もします。
例えば、料理撮影ではお皿や盛り付けはどっちが良いか、部屋の撮影ではどこを見せたら、お客様に刺さるのかなどなど。
歯に衣着せぬタイプなので、はっきり言います。
愛犬の宿に思いっきりシフトするか、どうしようかといろいろ相談を受けていました。一応、静岡県の観光振興アドバイザーという肩書きもあり、県の観光(主にインバウンドですが)も片足、いや、指先は突っ込んでましたね。

そんなやりとりが続く中で、TVCMをやりたいという相談が来ました。
動画の撮影はちょこちょこあれど、TVCMは経験ありません。でも、やってみたい!
ぜひやらせてくれと言って、撮ったのがこちら。

今見ると、まあまあふざけてますねw
ガイ・リッチーのNIKEのCMを意識していますw
現社長とノリが合ったというのも大きいかもしれませんが、伊豆の国市観光協会のお仕事でコロナ禍においての三密を回避した花火大会をプロデュースしたことで、大変な局面を乗り越えた仲間という意識は芽生えたのだと思います。

DXの完成を目指して


この頃から、もう完全に愛犬家に向けた宿にしていこう!という強い意志が固まって来ました。
DX(ドッグトランスフォーメーション)ですね。
新客室をリニューアルさせてく計画が立ち上がりました。
最初の役割はお部屋に飾る『アート担当』だったのですが、前にも書いた通り、いろいろ口出しするタイプなので、リニューアルのコンセプトから、一緒に練っていくことになりました。

そんなこんなで、愛犬家が満足する温泉旅館、さらに大満足してもらう新客室への変貌の片棒を担ぐことで、
『武智さん、コンサル契約しませんか?』
というお声がけをいただき、
『じゃあ、肩書きはCIO(チーフイヌベーションオフィサー)な』
ということになっていったのです。

八の坊のDXについてはこちらをご覧ください。

愛犬家とは?

愛犬家とは一般的には犬を飼っている人のことを指しています。
私は現在は犬を飼っていません。
でも、愛犬家であると自認しています。
私の考える愛犬家とは、犬(広く言えば動物や生き物)を愛する人だと捉えています。
社長がYoutubeで話している通り、保護犬活動にもしっかり力を入れています。
自分が飼っている犬を愛するのは至極当たり前のことですが、保護犬はもちろん、盲導犬などの様々な介助犬、そういったワンコにもたくさんの愛を注ぎ込める仕組みを構築したいと考えています。

次回からはそこらへんのことを書いていきます。

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