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#1 外国に住んだ理由
シリーズ「英語学習と体験」
私がベトナムとフィリピンで働き、生活することにした理由の一つは
「いままでと違う毎日を体験できるから」です。
変化を喜ぶ人、望む人にとっては外国の生活は楽しいものになる可能性があります。
良い意味での忘れられない非日常的な体験は、ささいなことでも気持ちが高まりますよね。
これはまだ英語の勉強を始める前、日本で体験した私のエピソードです。
ある日、空いている電車の中で女性の外国人旅行者に話しかけられました。
開いた本を見せ、目的駅を指差して「OOという駅はこの電車で合っているか?」という内容(だと思う)を英語で聞かれたのです。
不思議なもので英語はわからなくても、何を求めているかがわかったのです。
私「(この電車で)オーケーオーケー、(ここから)ワントゥースリー(本に書いてある路線図を指差して)ステイション、ユー、ドロップ」と内心ドキドキしながら、顔は平然を装って答えました。
彼女はホッとしたように少し笑顔を見せて「Thank you」と言ったのです。
なんとも言えない不思議な喜びがありました。
こんな経験がある人は少なくないでしょう。
ほんの些細なことですが、日常にはない不思議な体験は英語を学ぶ動機として十分です。
「日本人以外の人とコミュニケーションできたことがうれしい」
こんなささいなことに喜びを感じられる人は、外国に住んでしまえば毎日がスペシャルです。
スペシャルな毎日のために、完璧な英語は必要ありませんでした。