#40 英語合宿を終えて 【イングリッシュブートキャンプ】
2日間行われた合宿の最後はグループでのプレゼン。
内容はざっくり言うと
「日本の魅力を伝える」(詳細は前回記事#39参照)
台本は主にグループメンバーの女性とカタール人トレーナーが作り、メンバー3人でプレゼンのリハーサルを行います。
リハーサルする中で私と男性グループメンバーが、アドリブや思いつきのアイデアを肉付けしていくというスタイル。
そこにVIPから「ロボットレストランについてプレゼンしろ」というピンポイントの指示が加わった。
もう半分以上忘れてしまったのですが、当時のプレゼンの内容を思い出せる範囲で書いてみようと思います。
タイトルは
「日本が誇るテクノロジー、伝統と最先端に触れる」みたいな感じでした。
トヨタ自動車
静岡の緑茶
ライザップ
ロボットレストラン
浅草の人力車
東京スカイツリー
といったことを3人で英語の寸劇を交えてプレゼンします。
VIPを中心に本社役員役に扮するトレーナーと、他の参加者を前におこないます。
他のグループがプレゼンします。
みな堂々とやってのけます。
初日に恥ずかしそうにしていた参加者も、この特殊な環境に慣れて大きな声で発表しています。
ウケているし、彼らが英語で言っていることが伝わってきます。
私の耳もそれなりに慣れてきているようでした。
そしていよいよ我々の出番。
私は、事前に用意されたことであれば、人前で話すことに抵抗がありません。
身も心もヘトヘトでしたが、リハーサルの2倍のテンションで思いっきりやりました。
他のグループと我々の違いは、アクションを豊富に取り入れて笑える要素をたくさん取り入れました。
私と男性メンバーがボケ、しっかり者の女性メンバーがツッコミ役。
これがハマりました。
できるだけコミカルに映るよう工夫してました。
会場が笑いと拍手で満たされているのがわかりました。
中学校の修学旅行で、みんなの前で友達と漫才を披露したときと同じくらいの圧力、衝撃がありました。
(うまくいってよかった)
メンバーの2人と喜びを分かち合いました。
このプレゼンには勝敗はありませんでしたが、コメントをもらいます。
「かなりいい内容だね。一言で言えばもっともクレイジーなプレゼンだったよ」とのこと。
「クレイジー」・・・私的には上級の褒め言葉です。
最後の最後に2グループに分かれて、初日の序盤にやったようにカメラの前で、2日間の感想を1分間でスピーチしました。
初日に撮ったビデオと2日間を終えたあとのビデオを、みんなで見比べます。
全員のスピーチが見違えるように変わっていました。
・声が大きい
・表情に自信があり明るい
・身振り手振り、ジェスチャーが大きくわかりやすい
あえて冷静に所感を言えば・・・
(そりゃ2日間これだけ特殊なことやってればこうなるわな)
と内心思いつつも・・・
外国人と対等に話す場合、どっちの自分であるべきか?
という答えは言うまでもありません。
2日間のトレーニングを終えて
外国語で外国人とコミュニケーションをとる上で、重要なことを経験できたと思います。
英語力がなくてもサバイブするためのテクニック。
大きい声で
目を合わせて
ジェスチャーつけて
表情豊かに
わからなければすぐにカットインして
瞬発力のある会話と大きいリアクション
これらのコミュニケーションスキルが
私の5ヶ月間の英会話スクールと、短期間のベルリッツでの基礎英語の土台に乗って
いよいよフィリピン・セブ島留学に行くことになります。
イングリッシュブートキャンプは・・・
「英語力を高めたい!」という人というよりは・・・
外国人と英語で話す予定を控えている人が
「すぐに効果があるテクニックを身につけたい」
「今ある英語力だけでなんとかしたい」
という時間がなくて切羽詰まった人に最適なプログラムですね。
めちゃくちゃ疲れますけど、効果はあります。