はせべコラムvol.16 老害にならないためには「いちご大福精神」が重要
社内向けに書いてる自分のつぶやきを転載します。
テーマは「老害にならないためには「いちご大福精神」が重要」
についてです。
よかったら読んでみてください。
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最近、「老害」について考えています。
老害とは、自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪を指します。
セクハラ発言をする人やパワハラする人、説教じみた人や保守的な人等々、老害と聞いて皆さんも思い浮かべる人がいるのではないでしょうか?
特にこの数年で、私が仕事で支援している会社にこの老害の巣窟があったり、歳をとってこじらせている人に遭遇するようになり、反面教師的に自分は絶対にああなってはいけないと思うようになり、「老害の正体とは、原因とはなんなのか?」について、友だちと考えるようになりました。
まだまだ全然粗い(そもそも酒のネタとして話しているのでブラッシュアップする気もない)のですが、読んでやってください。
この老害が生み出されるのは、
①旧来の家父長制的なイデオロギー
②体育会系社会の蔓延
この2つの要因による「男らしさの強要」が大きいと思っています。男社会は常に競争的で、より強い立場に立つことこそが「真の男の価値」である信じ、老害はこの古来からあった旧態依然とした価値観と男性特権にしがみついているのです。
この家父長的、体育会系に呪われた人は、常に強くあることが求められているので、説教、自慢話、思い出話、自分語りによるマウンティングをすることで、自我を保っています。
この前、老害の権化みたいな人と会食だったのですが、延々と上記のような話をされました。
そういう自分も、18歳まで体育会のTHE・マッチョイズムがプリセットされている世界で育ってきました。
その中で生きる術として、自分の存在意義を出すため、後輩キャラとして振る舞うことで、私はマッチョイズムをやり過ごしてきました。
この後輩キャラは今でもそうですが、嫌いじゃないし、むしろプロデュース的な仕事が天職だと思ってる節あるので、幸いにもこの立場として揉まれたことは良かったのですが、ここに捻れが生じていたら地獄であったと思います。
そして、大学以降からダイバーシティに自然と触れる場所に入れて、時間はかかりましたが、男らしさからの呪縛から放たれて(あくまでも価値観という意味です)良かったなぁと思います。
んでダラダラ書きましたが、この老害にならないためには、
ずんの飯尾さんが提唱する「いちご大福精神」が重要なのではと思います。伝統のある和菓子屋さんが大福にいちごを入れてできて大ヒットしたのがいちご大福。人によっては伝統のある大福に、今まで考えたこともなかった苺を入れるなんて到底受け入れられない人もいますよね。
つまり、いちご大福精神=新しいことは一旦全部受け入れてみる精神ということで、※詳細は調べてください変わることを恐れず、バイアスもかけず、自分の弱さを隠さず、むしろそれをいたわり、積極的に受容する。その姿勢こそが男らしさから解放され、老害ではなく愛されるおじさんになる秘訣的なことを飯尾さんは言ってます。(少し拡大解釈してます)
自分のビジネスにおける座右の銘は「守破離」なのですが、この話にも通ずるものがありますね。
そのためにも日頃の共感や励ましあいが大事だと思ってまして、
私の会社ではuniposというメンバー同士で、日頃の貢献に対して感謝や称賛の投稿をちょっとしたボーナスをつけて送り合うことができる貢献可視化システムを導入しており、私は上記考えもあり、ヘビーユースしています。
最後なのに話はそれますが、イケおじというのは容姿ばかりに焦点が当たりすぎてるので、このような価値観にフォーカスした新たなイケおじをクローズアップしてほしいものです。
素直に助けを求められてり、自らの弱さをさらけだせるおっさんはチャーミングで愛おしい、そんなような新たな父性の提示も大事な気がします。
相変わらず雑に考えていることなのでとりとめのない文章ですが以上です。
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