欲しいほしいホシイ~第3章~
怠惰な生活を脱すべく、まずは夜更かしをやめたいと思い1時に寝床につくものの、なぜか3時まで起きているKAZUです。
、、、ということで今日は『欲しいほしいホシイ』の第3章「買う=食べる 購買のこと」について紹介していきます。
この章は「モノを買うことと人間の本能」がテーマになっています。
自分が大事だと思ったところを箇条書きでまとめると、
①購買は気持ちいい
②人は真似が好き バンドワゴン効果
③疑似体験できると「その気」になる
④人が弱いのは「新しさ」と「懐かしさ」
こんな感じです。
それでは①~④について詳しく書いていきますね。
①購買は気持ちいい
人の三大欲求といわれているのは「食欲」「性欲」「睡眠欲」ですよね。
作者はこれに並ぶ欲求として「購買欲」を挙げています。
なんでも
「最も気持ちいいことが、最も遺伝子を残す目的に近い場所にある」
と主張しています。
今この時代にお金がないとリアルに生きていけませんよね。
そして、もう一つの側面があります。どうやら「お金を出し入れすることが気持ちいいようなんです。」
お金を出し入れすることで社会と自分のつながりを感じることができるようなんです。
そんなこんなで、人は基本的にお金を使いたい生き物だっていうことを押さえておいてくださいね。
②人は真似が好き
これは心理学的にはバンドワゴン効果といわれるものです。(*KAZU調べ)
突然ですが、質問です。あなたは
・総発行部数100万部の自己啓発本
・総発行部数30部の自己啓発本
どちらがいいですか?
さすがに100万部の自己啓発本ですかね。100万部からは「安心」や「実績」を感じますよね。もしかしたら30部の方も人生のコンパスになるようないい本かもしれないですが、どうしても怪しんでしまいますよね。
こういうことなんですよ(伝わりましたか?)
人は他の人の行動を真似ることで安心感を得ています。これも昔々のご先祖様たちの行動までさかのぼると、毒がない食べ物を食べるのには他の人のまねをするのが手っ取り早いですよね。
それと一緒で自分に害がないように、自分が幸せになるために現代社会に生きる私たちでさえまねをして生きているというわけです。
口コミも同じ原理で普及しているようです。
③疑似体験できると「その気」になる
三つ目です。
といってもこれは「②人は真似が好き」と密接にかかわっています。
「真似をすることは安心・安全」
それでは、「広告の受け手が知らず知らずのうちに真似をしていたら」どうでしょうか?
これも効果ありなんですよ。だからこそ
「OLに売りたい商品があるなら、広告にはOLを登場させればいい」
と小霜さんが言っています。(まあ当たり前ですよね。)
小霜さんも「おじさんがスヌージー飲んでいても欲しくなるOLはいない」といっています。(まあそうですよね)
余談ですが、「恋愛も同様みたいで自分と付き合ったらどうなるか」を相手に想像してもらうことができると、事がうまく進んでいくみたいですよ。
④人が弱いのは「新しさ」「懐かしさ」
それでは、まずは「新しさ」から。
新発売!
ってやっぱり心躍りますよね?
人が今までにたくさんのイノベーションを成し遂げてくることができたのは、「新しいものが好き」という冒険心にも似たような感情があったからだと思います。
どこでもドアが〈新発売!〉って言って発売されてたら買いますもん。(何年ローンで買えるんだろう)
次に「懐かしさ」です。
おふくろの味が売れるというのはどうやらこれを利用しているみたいです。
要は変えるべき場所があるという感覚でしょう。
自分でいうのもなんですが、自分の料理の味は母の味に似ています。それでも、実家に帰ってリアルな母の味を食べてみると、全然違うんですよ。感覚的なものなのか、熟練度的なものなのか、食べている環境がかかわっているのか、理由はわからないですが「これがおふくろの味か」と実感しました。
やっぱり懐かしさを感じましたよ。
復刻版、古き良きあのころ
なんていう言葉はノスタルジックな気持ちをそそるのでしょうね。
と今日はこのくらいで。
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