YouTubeで『歌ってみた』動画を宣伝なしで100本UPする実験の結果
こんがお!
どうも、苗輪和音です!
今回は、筆者の個人YouTubeチャンネルで昨年からコツコツ投稿してきた【アカペラで歌ってみた】動画が100本になったのでそれに関する記事を書こうと思います。
とは言っても特に何か為になる事を書ける気がしないので、ほぼほぼ自分用メモ…もといチラ裏です。
では、書いていきます。
1.実験投稿開始経緯
そもそも当初は普通に歌が好きなので『歌ってみた』動画を投稿しようと思っていました。ですが考えるにつれて「今の生活環境では難しいのでは……?」という結論に至り、手持ちの機材と環境でも出来る(と思った)【アカペラで歌ってみた】を始めました。
しかしただ普通に始めるのも何か面白くないし始める意味がないなと思った事、やるなら何か知見を得たいという考えから「配信やTwitterなど、自身が発信する場にて一切宣伝をしない」という制約を設けました。まあ筆者みたいな極小弱小チャンネルがそんな実験をやって意味があるのかは定かではありませんが、そういう条件でも登録者数は増えていくのか、視聴回数はどれくらいまでいくのか、とにかくやってみたかったのです。
そして、誰も特に気に留めない本企画は始まりました。
2.経過
先ほど述べたように元々バズらせたり登録者数を増やしたりが目的ではなかったので、動画を投稿し始めてすぐに何かリアクションがあるという事はありませんでした。そしてそのまま歌いたい曲を歌ったり季節に合った曲を歌ったりしながら毎週2度の更新を続けていると、特定の動画の視聴回数が増えている事が分かりました。
なぜ特定の動画が再生されているのかと見てみると、伸びている動画のほぼ全てが動画の長さが1分以下の動画でした。つまりYouTubeの「ショート」機能によりこちらが何もしなくても不特定多数の人が受動的に観られるようになっていたという訳です。
ハッキリ言ってこれは全くの想定外でした。そもそもその「ショート」機能が勝手に適応されるものだと知らなかったので、これが分かった時は驚きました。
しかしとにかく「観てもらう」という観点から考えた場合、この機能を使わない理由がなかったので出来る限り積極的に使っていく事にしました。とはいってもやる事は「動画時間を出来る限り1分以下に抑える」という事だけです。
幸い、この【アカペラで歌ってみた】シリーズは当初より「楽曲の一番のみの歌唱動画」だったのでそこを抑えるのは簡単でした。歌いたい曲をリストアップし、その中から動画にする時に短くなるものを選んで歌うという事を念頭に置いて選択するだけで割と楽に出来ました。しかし、歌唱する曲の条件として「YouTube上でアーティストや事務所、レーベルなどの公式チャンネルがUPしている楽曲のみ」というものを当初から設定していた為、歌いたい曲が公式からUPされているかを調べるのがそこそこ大変でした。
※一部例外アリ
まあ実際1分以下で終わっている動画はあんまり無いのですが。(バラードなどのそもそも長尺になりやすい楽曲は一番だけで2分とかが当たり前だしアニメのOPやEDは90秒の尺で制作されている為)
それともう一つ条件として「ただ流行に乗っかるだけはやらない」というものも設定していました。例えどれだけ流行している曲でも自分があまり興味のないジャンルであったり特に好きでもない曲を歌うのはその曲に対して失礼なので、やらいようにしました。もちろん自分の好きな曲と流行している曲が合致すれば歌いますし実際歌いました。
その辺りを意識しだすようになった時期から少しずつ動画にコメントがついたり評価がつけられるようになりました。やはりその辺りも関係しているんですね。
3.結果
一般的に『歌ってみた』動画にかかる労力を削りまくり端末さえあれば出来るという状況まで持っていった本企画を約一年間やってきた結果、以下の画像のようになりました。
総再生回数:5,993回
総再生時間:29.8時間
チャンネル登録者数:+19人
※集計期間は2020年7月1日~2021年6月21日まで(記事執筆日:2021年6月23日)
筆者自身こうやって確認するのは初めてだったので画像をキャプチャした時にめちゃくちゃビックリしました。まさかこんな数字になっているとは露程も思っていませんでした。「動画多い割には……」とか言わないでくださいね!何度も言いますがこれ一切宣伝無しですからね!
画像のグラフが一番大きな山を作っている時期はちょうど「1分以下の動画が多くなった時期」と「世間の流行と自分の好きな曲が合致した時期」の2つが重なっているので、そういった事が理由だと思われます。
あと単純に歌がもっと上手かったりサムネをしっかり作って設定するともっと伸びていたのではないかなと思います。
結論として、再生回数を増やすには自分の好きな曲と流行する曲が合致する事が第一条件であり、その次に動画を開く意欲を増進させるサムネイル作りが重要です。そして動画時間がなるべく短い方(1分以下)が観てもらえる確率がそうでないものに比べて格段に上昇するという事を念頭に置いておかねばなりません。
もし、今からちょっとYouTubeやってみようかなと思っている方がおられましたら、その辺りを考えると伸びるのではないかと思います。この結論も結局大手のYouTuberの方々が言われているような事と似たような内容になったので、投稿者の優劣などに関係なくYouTubeの基本原理だという訳ですね。サムネって作るの大変なんですよね……センスないから……
という訳で、「YouTubeで『歌ってみた』動画を宣伝なしで100本UPする実験の結果」はおわり!
さて、今回は珍しくVTuberというかYouTuberっぽい記事になりましたがいかがでしたでしょうか。実際にアウトプットする事で気付く事もあるもんですね。書きながら気付く事がたくさんありました。
それと、僕のYouTubeではまだ『歌ってみた』動画は出そうと思っています。(形式が同じようになるかはまだ未確定)
ですので、良ければ動画見てみてね~
それじゃ、また次回!
おつがお~!