りんごファームめぐり 1
貧乏生活なので車がない。
でもようやくレンタカーをしてりんご園めぐりに出かけた。
ずっと行きたかったのである。
この地では色々な種類のりんごが流通している。
近くのスーパーSobeysで見かけるのだけでも
グラニースミス
マッキントッシュ
ハニークリスプ
エンパイア
コートランド
フジ
ガラ。
ローカル野菜の宅配ではあまり知らない
ノーザンスパイ
というのがあって先週頼んでみた。
夫から贈られた(^.^)リンゴの苗木は
レッドスプリング
レリイカ
グリーンキャット。
もう多すぎて把握しきれな~い。
だから実際に農園に行って何がどんな風に育ちどんな食べ方が適しているのかリサーチすることにしたわけ。
裏庭のりんごの木からアップルサイダーを作るのが夢である。
なのに今年の収穫は、たーーーーーーーった2個。
夢は遠い。
まず初めにGoldsmith Orchards(ゴールドスミス果樹園)へ
ここはノーザンスパイをデリバリーしてくれたところ。
ジョージアンベイの方なのでちょっと遠そうだが、
ま、いいか。
久しぶりのドライブだし、ヒューロン湖を見るのもいいではないか。
まずは地図をご紹介。
私が住んでいるところは、五大湖のうちのひとつオンタリオ湖の北にあるレイクシムコーのほとり。
そこからさらに北に行ったところにあるのがヒューロン湖である。
そのビーチライン近くにゴールドスミス果樹園がある。
朝早くに家を出ようと思ったら
ぐわぐわぐわぅ。
もうこんなに気温が下がったか~T.T
ワイパーでは取れない凍り付いた霜。
ガリゴリしてからの出発となる。
国道沿いにあるゴールドスミス果樹園。ヒューロン湖のジョージアンベイがすぐそこ。見えないけど。
こんな風に書いたらすぐ着いたみたいだけど、100km!の道のりであった。
農園はもっと裏手にあるようだった。
ここで買ったのは
アップルサイダーがあって思わず購入。
あ、ここでのアップルサイダーはリンゴジュース。
アメリカ人の夫が言うアップルサイダーはリンゴ酒。
ベーカリーでは、うふふ、ついパイを買ってしまった。
Thornberryパイとある。Thornはこの土地の名前でブルーベリー、ラズベリ―クランベリーなどベリーズのパイとのこと。
(え?リンゴ買いに来たのに?)
一番上のSpartan、小ぶりで果肉が白く裏庭のレリイカと似ている。品種が近そうだ。
そしてああ~私はここで勘違いをしていることにまだ気づいていない。一番下のMutsu、色からして青りんごのように酸味があるのかと思ったら意外に甘くて美味しい。
ところでリンゴの味をしめすのにSweet とTartという言葉があるが、Sweet は甘い、でもこのTart、わたし的には”酸っぱい”という日本語がしっくりこない。だって酸っぱいと言ったらレモンとか梅干しとか。キムチが発酵し過ぎたのとか。それとはちょっと違う気がするのだ。
次の日に行ったのがHomestead orchards(ホームステッド・オーチャード)
高速道路404の北の果てのさらに北。湖のむこっ側なのでぐるりとまわらなければならないものの家から60km
マーケットのすぐ裏にリンゴ園
申し込むとアップルピッキングもできるようだ。
ここでもアップルサイダー。それからアップルサイダービネガ―も買ってみる。このビネガーってこのアップルサイダー発酵させたら(置きっぱなしにしたら)できる?ちょっと素朴な疑問。
ジンジャーゴールドという珍しい種類があったので買ってみた。そしてアップルクランベリースコーンも、うふふ。(え?リンゴ買いに来たんじゃないの?)
そして3日目に行ったリンゴ園で、最初のりんご園で買って気に入ったMutsuを見つけて一袋買った。
なんせこれをマツと発音していたのだ。
”そそつかシ”くて早とちりな私。
日本種フジ(fuji)は一般のマーケットに普通に出回っている。やや高めの値段がついている。フジが人気なので日本語っぽくマツとネーミング?日本でみかける王林と形や色が似ている。日本種との交配か?なんて勝手に思って。
んでどっさり買ってから気づいた。これって”むつ”って発音するのひょっとして?
でも日本のむつって赤りんごだったはず、どゆこと?
日本種ならわざわざカナダのリンゴ農園で買うことなかったのになT.T
でもま、いいか。
アップルソースにして、そこからドライトマト作りで使った乾燥機でフルーツロールを作るのもいいだろう!
んなわけでガレージの食品置き場は
どんどんどんどん
りんごに占領されていく・・・・・。
裏庭でりんごを育てるようになったいきさつ↓