サくら&りんゴ #51 秋の香りと冬支度
今日はご近所の秋色ハンティングへご案内いたします♪
久しぶりの晴れ
家の前のAdams road
お向かいの木が緑からのグラデーション
うちにも一本のメイプルの木がある。でも葉色はまだ夏のまま。
そして季節が進んでも決して赤くならない。
黄金、ともいいがたい黄色と変化し、私としてはちょっと残念な木なのである。
このあたりで私の大のお気に入りはこのメイプル。 Easternアベニュー
形が素晴らしく、ご近所でいの一番に色を変え始める。
あ、風が来る
耳を澄まして
ほら
オレンジ色がかさかさと音を立てて降りてゆく
くるくるくるりと弧を描いて落ちてゆく
色が鮮やかなせいだろうか
散っても桜のような寂しさを
決してまとわせないメイプルの葉
住宅街を歩いていると、時折、車が通っただけでハラハラ葉っぱが舞うのは
こんな車のせい。
電線に伸びる蔦も紅葉
25th side road はこの町のメインロードInnisfil beach roadに続く道。なのでちょっとだけ車の通りがある。
おお見事な丸太たち。切り出されたばかりにちがいない。
さあ、大きく鼻から息を吸い込んで。
そばを通るだけで森の香りがするでしょう。
こちらのお宅でも
薪を買いに行かなければ。
エリックが、お母さんちの木を切るから一部持ってきてあげると言っていたけれど。。
人々は冬支度を始めている。
こちらでは雪に備えて屋根の修復。
やっぱり上半身裸で作業をしている人がいる。
トレーラーも洗浄。夏の活躍ありがとう。
そういえば今朝レノアからテキストメッセージが来ていた。
トレーラーの片づけに忙しいと。
彼女はパートナーと一緒に毎夏トレーラーで旅をしている。
そういうことが
ちょっぴり
うらやましい
ホントはかなり
湖のボートたちも引き上げられて帰路につく。
ヤード掃除に忙しくなる
おっと、息を止めて。どこかで肥料を撒いている匂い。
近くの農場かなあ。
ハロウィーンも近い。
しかし、それよりも先にやって来るのはサンクスギビング。
カナダの感謝祭はアメリカのそれよりひと月以上早い。
夫にお料理何を作る?と聞いてもいつもさりげなく無視していた。
30年カナダに住んでも、カナダ国籍を取らなかった夫。
夫にとってはいつまでたっても11月の第4木曜日がサンクスギビングなのである。
あ、今度は何のにおい?
ほら、かすかに。
どこからかな。
ずっと向こうのブロックからわずかに煙が見える。
焚き木のにおい。
ひとりでいても
心が少しだけ暖かくなる
そして今日の一番のはこの紅色。赤色ではなくて。
今朝、湖側のガラス戸を開けたら、トランペターが4羽飛来していた。
もう北のハドソンベイが凍り始めているのかもしれない。
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