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在宅勤務①

ITの進化のお陰で、天気の良い日は毎日ベランダで布団を干せています。

私は、天気が許せば毎日布団を干したい。
天気が良いのに会社に行くから布団が干せない日は一日悲しい。
そして週末、布団が干せると思うと雨だったり
終日出かけなくてはいけない用事が入ったりすると布団が干せなくて、
週末中悲しい。

布団を干すのは10分もあればできる家事だ。
そしてその10分で毎日の布団フカフカにより睡眠の質が向上し、
「布団が干せた」充実感と達成感を得て、
「布団が干せなくて悲しい」ストレスを感じなくて済み、
週末に干せない布団に後ろ髪を引かれながら家を空けなくて済むのだ。


「天気の良い日に布団を干したい」
この私の小さな願いは令和の時代になっても
「毎日朝から晩まで会社に行く」と言う理由で叶えられなかった。

「IT進んでるんだから自動で布団干して取り込んでくれないかな!!」
と絶対大型で我が家には置けないロボットの登場を望んだりした。


だが、さすが私の生きる時代はまさに令和であった。
突如として流行した新型コロナウイルスにより
各人は進歩した科学技術を駆使し家にいながら仕事、会議、
さらには商談を可能にした。
そう、世はまさに「大在宅勤務時代である」(ワンピース)

人間の「動作」部分をITが肩代わりしたのではなく、
人間の「いる」場所をITが広げてくれたのだ。


そして私は太陽の下、布団を干せるようになった。

私が全自動布団フカフカロボを買わずして、
天気の良い日に布団を干すことに成功した。

「天気の良い日に布団を干す」
一見、ITのお陰では無さそうなこのことは
意外とIT進化のお陰で可能になった在宅勤務と言う働き方で
叶えることができました。

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