Kazumi_N

一般企業への就職のために頑張っている精神障害、発達障害など特性のある方たちの就労支援をしています。 迷いや不安でいっぱい。立ち止まって休みたい。進み方がわからない。 そんな時の新しい一歩を踏み出すきっかけ作りの場に…。 ✳︎国家資格キャリアコンサルタント

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一般企業への就職のために頑張っている精神障害、発達障害など特性のある方たちの就労支援をしています。 迷いや不安でいっぱい。立ち止まって休みたい。進み方がわからない。 そんな時の新しい一歩を踏み出すきっかけ作りの場に…。 ✳︎国家資格キャリアコンサルタント

最近の記事

少しずつで良い

利用者さんから、 『〇〇さん(私)がいつも、少しずつで良いよ』『少しずつやれば大丈夫だよ』 『少しずつできるようになってきましたね』 って言ってくれるから、安心します。 と、よく言われることに、最近気がつきました。 そういえば、卒業された方も言ってたな…と。 『一歩ずつ歩き続けていれば必ず見えてくる景色が変わってくる。登山と同じで、少しずつでも進み続けていれば、絶対頂上に着くから』 これは、昔、私が不安を吐露する度に、ある人がいつも言ってくれていた言葉です。 その頃

    • 一区切り

      退職しました。 初めての就労移行支援事業所。 1年間という短い期間でしたが、迷って悩んで考えて…学びの多い時間でした。 障がい者支援を仕事にする日が来るとは考えたこともなかったけれど、この先のやりたいことを叶えるためには、障がい特性の理解を深めておく必要がありそうだ。 と思って飛び込んだ福祉業界。 鬱や適応障がい、パニック障がいの方とはこれまでにも関わりがありましたが、ここでは双極性や統合失調症、発達、知的、身体の方など、様々なご病状の方と関わらせていもらいました。

      • 障がい者雇用に向けた面接対策

        ここ数日、担当している利用者さんの面接ラッシュです。 一般枠の面接対策と障がい者枠での面接対策。 面接同行を数社してきた中で、私が理解した内容について書いてみたいと思います。 何より大切なのは、 ◎体調が安定していて、休まず、長く働き続けることができるのか。 ◎自分の病状を理解しているか。 この2つの確認のための質問であると思っています。 質問内容としては ⚫︎通所について  安定した通所ができているか  週何日、何時から何時まで過ごしているか  支援機関では、何に

        • 新しいことにワクワクできますか?

          新しい世界を前にしたとき、明日にワクワクできますか? そんな文が書かれた広告を電車で目にしました。 ぼんやりみていて "できるかもな〜"と思った私がいます。 そう思った自分に気づいて違和感。 あれ?私、そういう人だっけ? そういう人ではないはず。 いや、なかったはず。 何が変わったのかな?と考えてみたら、もしかしたら1人で海外に行けたことなのかも。 1人で海外に行かなければならない事情ができた時、私が不安だ、憂鬱だ、怖い、出来ない、無理!そんなことを言っていると、

          嬉しい報告

          以前、働いていた場所でご支援していた方から嬉しい連絡がありました。 彼女は私が障がい者支援に就こうと思った、きっかけになった一人かもしれません。 初めて会ったころは働くことに苦手意識が強く、何度も涙されていました。 まだ20代前半。3ヶ月で離職を2回繰り返し、人と関わることが出来ない、怖い、どうしたら良いかと何度も何度も相談に来ていました。 3ヶ月が過ぎた頃、少しずつ働くことに意識が向いてきたかと思ったら、『やっぱり無理です』と一度は支援の場から去りました。 しかし、2

          嬉しい報告

          就職に資格は必要?

          よく、何の資格を取ったら就職に有利ですか? 資格がないから就職が決まらないんです。 資格ぐらいないと。 こんな質問、話をとてもよく耳にします。 もちろん資格がないと携われない仕事もたくさんあるけれど、あなたの目指すことは資格が必要なの? と、私はいつも投げかけます。 もちろん学んできた証にはなるので、優遇されることはあるかもしれません。 もし、就活中の一つの過ごし方や通所のモチベーションが目的ならば、必ずしも仕事に結びつける必要はなくて、学びたいと思うものを学んだらい

          就職に資格は必要?

          新しい一歩を踏み出す背中を見届けたい

          今、学んでいる講座の中で小論文の課題が出ました。 小論文… ヤバッと思っていましたが、よくよく聞けば600文字程度のものでした。 テーマは、 この資格を取得してからの"目標と課題" さほど時間をかけずに出来るかなと思っていましたが、実際、タタキはすぐに完成。 最悪それで出しても問題ないと思うものができました。 目標。 関わりたい対象者はブレずに、明確。 障がいのある、ないに関わらず先に進むことに課題を感じている。 そんな人たちのキャリア支援がしたい。 うんうん。そう

          新しい一歩を踏み出す背中を見届けたい

          意見がほしいんじゃなくて、"同調してほしい"かな?

          相談しているんだから、その事について意見を言わないのは不親切だと思いませんか? そんな訴えをしてきた利用者さんがいました。 ある人にプライベートのことを相談したら 『私は部外者だから意見できませんよ』 と言われたそうです。 どう思いますか?意見をください! とおっしゃっていたので、 私からは、何も意見はできませんよ。 だって、状況がわからないし、その支援員の方がどんなお気持ち、お考えがあって、その発言をしたのか、わからないから。 そんな風にお答えしました。 相談する

          意見がほしいんじゃなくて、"同調してほしい"かな?

          働くうえで大切にしたいこと

          先日から開始した転職活動。 現職と同じ就労移行支援事業所で、ご縁をいただき、受諾。 転職活動終了しました。 写真は、良い転職先とご縁がありますようにと願ってきた、神社です。 ちょうど一年前も、同じように転機の真っ只中でした。 やりたいことが叶えられそうだな、、、という結論に至って今の職場に入社しました。 しかし! 入社手続きを進める中での些細な違和感、入社後に、より強くなる違和感。 "私の価値観"と"組織の価値観"のミスマッチ。 私は、"ルールに則ること"や"人とし

          働くうえで大切にしたいこと

          協調性について考えるワーク

          先日、"協調性"をテーマにグループワークを行いました。 日頃の利用者さんの態度、姿勢をみている中で、【目的を達成するために協力し合って行動すること】 まさに"協調性"を意識してもらいたいな… という思いから、改めて考えてもらう時間を設けたいと思いました。 場面を想定して「こんな時どうする?」をディスカッションしてもらいました。 ・休憩時間に狭い通路で立ち話をしている人がいて、後ろを通れません ・会議室の前を通ったら先輩が会議の準備で机を動かしているのを見かけました ・留

          協調性について考えるワーク

          こうあるべき

          私は人の好き嫌いが激しいんです。 それを態度に出してしまうんです。 そんなお話をされた利用者さんがいました。 休職前の職場で、最初は何も感じていなかったのに同僚の、一つ一つの言動、声、様々なことが気になり、自席にいる時に視界に入ることも嫌悪となり、最後は適応障害になりました…と。 利用者さんから、その同僚はどんなふうに見えていたのだろうか? そんなことを考えながら、お話を聴いていました。 どうやら、利用者さんにとっての "社会人として、こうあるべきだ" というラインか

          こうあるべき

          雑談が苦手

          ここ最近、支援担当している方たちとの面談で 雑談が苦手なんです… だから人と関わりたくない… そんな話を聴くことが数名続きました。 共通していたのは、 話を広げられない… 話のネタがない… 自分の趣味を理解してくれる人とだけ繋がれればそれで良いので… ということでした。 職場って雑談が必要?友達作りの場所? もちろん、一緒に働くうちに友達になる、ということがあれば、それは素敵なこと。 でも、それが目的? 業務が円滑に進むために協調性をもってコミュニケーションを取

          雑談が苦手

          転職活動

          現在、所属している就労移行支援事業所から新しい就労移行支援事業所への転職活動をしています。 今日は、転職活動最初の面接でした。 同じ就労移行支援事業所といっても、こんなにも違いがあるのか…と。 現在の事業所とは対極の支援内容、支援方針でした。 私にとっては、とても魅力を感じる望ましい環境でした。 新しいことを始める時、少し前の私は、不安に押し潰されそうで情緒不安定になりがちでしたが、いつの頃からか"やりたい"と思ったら動くことができるようになりました。 少しずつ、そんな自分

          転職活動