10月末に結婚式を挙げてきました。今の気持ちを徒然なるままに記します。
10月末に結婚式を行い、多くの方々に結婚をお祝いいただきました。天候にも恵まれ、雲1つない秋晴れの中、とても幸せな時間を過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
人生の節目にはこうやってnoteを書くことにしているので、今回も徒然なるままに書いてきたいと思います。
これまでの節目noteはこちら▼
すごく悩んだし、不安だった。
正直なところ、このご時世で結婚式をやるべきなのか、実施してもほんとうに大丈夫なのか、めちゃくちゃ悩みました。実際、泣く泣く断念された方もいらっしゃると思います。
昨年の11月にプロポーズし、今年の2月に入籍、だから年内には挙式をしたいと思っていたのものの、コロナの影響で色々と先が読めない。ブライダルフェアに行ったのも春なので、10月がどういう状況なのか予想もつかない状況でした。
とはいえ、やっぱり可能ならやりたい。懸念点はたくさんあるけど、できる限りの対策をしてやる方向で進めたい。そう思える理由がありました。
どうして結婚式をやりたかったのか
結婚式を挙げる動機は人それぞれだと思うのですが、私たち(特に私)は、日頃あまり感謝の気持ちを伝えられていない人たちに、改めて感謝を伝えることが一番にありました。
普段からひょうきんな私は「ありがとう」と口ではいうものの、かしこまって感謝の気持ちを伝えるのが得意ではありません。どうしても照れ臭くなってしまうのです。言ったら言ったで、急にどうしたってなりますし。
でも、本当は心から感謝している人がたくさんいて、これからもずっと仲良くしていきたいと思える人に囲まれて生きています。基本的に不器用な人間なので、これまで生きてきて失敗することや悩むこともたくさんありました。
学生時代を楽しく過ごせたのは友達がいたからです。今でもお酒を飲めるくらいの仲間がいたから、楽しく過ごすことができました。人見知りの私に話しかけてくれた人、くだらない遊びに付き合ってくれた人、一緒に部活を頑張った人、みんな大切な友達です。最高の青春でした。
仕事だってなんども逃げ出したくなったけれど、人に恵まれていたからここまでやってこれたし、途中でドロップアウトしなくてよかったと思っています。いい会社に入れたと、心の底から思っています。
そんな大切な人たちに、感謝の気持ちを届けられるオフィシャルなイベントが結婚式しかないと考えたので、どうしても今やりたかったんです。
また、そういった動機が非常に強かったこともあり、焦点をお世話になっている皆様に向けたいと考え、結婚パーティーのコンセプトも「ゲストが主役」としました。
ゲストに心ゆくまで楽しんでもらうために、我々のプロフィールを流したり、囲ってもらうというよりは、みんなで楽しむ形の結婚式にしました。
私自身も写真をたくさん撮りましたし、最後は我々が釜飯を盛って配るという、かなり新郎新婦参加型のパーティーだったと思います。
ちなみに会場は「IWAI OMOTESANDO」という、今回のコンセプトにぴったりな場所を選んでいます。素敵な会場に出会えてよかったと思いました。URLとTOPにあったメッセージを一部抜粋します。
人想いに、結婚式をしよう。
ここは結婚式場ではなく、人と人が繋がる場所。
お二人を祝福しに、たくさんの大切な人が訪れる。
一人一人宛てに感謝を込めて書いた手紙で迎える。
大切な人たちに、二人の幸せの誓いを立てる。
みんなで同じテーブルを囲み、食事を楽しむ。
家族と家族
家族と友達
友達と友達
私とあなた
ここにいる全ての人を想い、感謝し、
とけあうように確かな繋がりを感じる結婚式で、
想像もしなかった奇跡のような光景が生まれる。
素敵ですよね。
妻がもともと知っていたことからブライダルフェアに行ったのですが、ほぼ即決で決まりました。それだけ良いコンセプトだと思いましたし、会場も素敵だし、スタッフの皆様も親切でした。ありがとうございました!
※ちなみにプロポーズの直前にも、たまたまこちらの会場で行われたイベントに参加しています。本当にたまたまですが。
”自分たちの結婚式”を経験して
これまで親しい友人の結婚式に参加してきて、その度に人並みには感動をしてきたと思うのですが、やはり自分たちの結婚式となるといろんな意味で別格でした。
準備の段階でも、これまでの人生でお世話になってきた人とのエピソードを振り返り、昔を懐かしみながら、自分の”今”を形成しているのはこの人たち一人一人のおかげなんだよなと、改めて自覚しました。そしてこれから先の人生においても、この人たちとの関係はずっと続くんだよな、最高だなと思いました。
そうやって当日までに温まった気持ちを、言葉にして伝えることができる場が結婚式です。実施できるかどうかは本当に不安だったし、近々になるまで色々と考えてしまったけど、やらなかったらずっと後悔していただろうなと思います。
式の最中にもお話ししたのですが、私たちが普段から明るくしていられるのは、仲良くしてくれる皆様のおかげです。そしてそんな人たちに囲まれているのも、これまで育ててくれた家族のおかげだと考えています。
人は1人では生きていけないと思っている派なので、そもそも周りの人には感謝しかしていないのです。
でも私はそんなことは恥ずかしくて言えないので、その代わりとして、言葉ではなく明るい振る舞いやご機嫌な対応で表現しています。だから、なんどもなんども書いてますが、改めて言葉にして伝えることができる結婚式は特別な場でした。
また妻に対しても、日頃の感謝を改めて言語化する機会になりました。
一緒に住んで早1年、特に大きな衝突もなく過ごして来れましたし、それなりに平和な日常を送れています。もちろんどちらも完璧な人間ではないので意固地になったり小さな喧嘩はするけども、大きな溝が生まれるようなことはこれまで一度もありません。
ただ・・・正直なところ私はまだまだ至らぬことも多く、どちらかというと妻の器の大きさに助けられてるのかもしれません。だから、いつも理解ある妻でいてくれることに感謝しています。
そういった身内への感謝も含め、当日は目的通り、お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝えられました。お祝いされて嬉しい気持ちももちろんありますが、その気持ちが伝えられて本当によかったです。
結婚式を終えて思うこと
結婚式を無事に終えたあと、ものすごい幸福感と、安堵の気持ちに包まれました。おそらくみんな、同じような幸福と心地よい疲労感を感じながら帰路につくのだと思います。
休みたい気持ちがある一方で、その日が終わるのがとても惜しく感じられます。
ちなみに帰り道の幸福感の源泉は人によっても異なると思っていて、私にとっては、これまで述べたように日頃の感謝の気持ちを伝えられたこと、そして多くの大切な人に、結婚を祝ってもらえたことなどが挙げられます。
人によっては、これまでの人生の晴れ舞台として価値を感じたりもすると思います。親に立派になった姿を見せられたのが良かった人もいるでしょう。シンプルに、たくさんの人にお祝いされて嬉しい人もいるはずです。
また、2つの家族が1つになるのはやっぱり特別なことで、入籍の段階で正式に家族にはなるのだけど、結婚式を挙げることで完成する部分もあると思いました。
もちろん、結婚式に対する思いや重要性は人それぞれだとは思うのですが、少なくとも私たちにとっては、お互い歩んできた人生の轍が繋がる重要なポイントでした。だって、お互いの昔からの友人が一挙に集まる機会なんて二度とないじゃないですか。多分、あっても死んだ時くらいです。
この人たちのおかげで今の私たちがいる。本気でそう思えましたし、これからも人を大切にしていこうと思いました。これからの人生について考えるきっかけにもなったので、私にはやっぱり結婚式が必要でした。
人は宝ですね。持つべきものは友です。
まだまだ人生は長い!
そんなことを3日経って考えています。もうすっかり日常が戻ってきました。また忙しく、でも充実して楽しい毎日を、2人で作っていこうと思います。
本当に、ありがとうございました!
そしてこれからも、よろしくお願いします!
小木曽
Twitter→小木曽一馬
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