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『文字と写真のダンス』デザイナーにとっての玉子寿司


スポーツを表現するにあたって、大体パターンとしていくつかのグラフィックデザインが頭に浮かびます。グラフィックデザインとは?から考え始めてしまうと、当たり前ですが無限の可能性とパターンがあるので途方に暮れそうですが、こと「スポーツ」というものにコンテンツを限定した場合、ある程度の制約が行われると思います。

その中で(スポーツ文脈でデザインする可能性のあるものの中で)これがいちばんデザイナーの腕(センス)が出るなと思うのが、上のようなものです。寿司屋の腕前を知るには玉子頼めっていうじゃないですか、あれです。

  1. 配置

  2. 整理整頓

  3. フォント

  4. 文字の大きさ

  5. 背景との組み合わせ

以上、5つの観点から。


***


1.配置=腕

要素としては「写真」と「文字」だけですので、「文字」を「写真」のどこに配置するか、ということ"だけ"が腕の見せ所になります。だから難しい。これって、僕は専門ではないのでわからないんですけど、ロジックで説明できる部分と、そではないような部分がある気がしていて、やればやるほどセンスは磨かれていくものなのかもしれませんが、そもそも「配置」に力量を感じる人と、感じない人がいるような感じもします。

デザインをディレクションする側と、制作する側のデザイナーの「センス」が一致していないと(会話ができないと)はちゃめちゃなめっちゃダサい素人がやったみたいなものになる可能性があります。なんたって「写真」と「文字」だけなので、誤魔化しが効かない。


2.整理整頓してください

では、その「配置」にデザインの妙を宿らせるには、やはり情報と伝えるべき事柄が「整理整頓」されていなければなりません。

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スポーツのストーリーテリング記録運動。スポーツ領域のブランディングやデザイン、写真や映像、ストーリーテリングなどを考察するWebマガジンで…

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