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「F.C. Como Women」という突如現れたサッカークラブの戦略とビジュアルと、プロジェクトの全容。

これぞ「リブランディング」のパワー。何よりVisualのかっこよさと芯を食ったWords。最初はなんか凄そうなクラブが出てきたな〜VOGUEとかGQが特集組んでるな〜かっこいいな〜くらいに思ってたんですけど、色々調べてみたら思っていたよりもすごいことやろうとしているし、規模が大きかった。

こういう仕事を見てしまうと、やっぱり同業者の端くれとして刺激をもらえる一方で、ステージの違いを痛感せざるを得ません。

最初はこのロゴやデザインの考察を書こうと思ったんですが、それよりもブロジェクト全体について書いた方が自分にとっても #視録的運動 の読者の皆さんにも良いなと思ったので、わかった範囲で書いていきます。


誰の仕業か?

まずこれ誰が(誰たち)がやってんのって話ですけれど、「Mercury/13」という組織で、これ何っていうと、ホームページにわかりやすくシンプルに(これ重要)、かつカッコよく(これ重要)全部書いてあります。

要は女子サッカークラブを複数所有して、一気に世界変えちゃおうぜ、女子スポーツを通じてエンパワメントしてこうぜっていう、心意気・スペックともに高い人たちが集まった、やつです(浅い)。

F.C. Como Womenというクラブは、この「Mercury/13」という大きなプロジェクトの、第一歩目(1クラブ目)ということになります。

Co-CEOは2人。そのうちその前面に出ているのはVictoire Cogevina Reynalという女性。なんか調べてみると、過去の経歴が色々すごいです。インスタ貼っておきます。憧れCommon Goalの理事も務めているそうです。

もう一人のCo-CEOはMario Malavéは、もう経歴やばすぎてよくわかんないけどハーバードのビジネススクールでMBA取得して、ForbesのU30にも選ばれているそうです。以下インタビュー映像。

その他にもユニークなメンバー多数。



リブランディングの動き方

大きな規模のプロジェクトだということがわかったところで、リブランディングの動き方や、デザインに関わっているクリエイティブスタジオなどについて、記録。

リブランディングのローンチおよび新しいクラブエンブレムがリリースされたのが7月18日で、

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スポーツのストーリーテリング記録運動。スポーツ領域のブランディングやデザイン、写真や映像、ストーリーテリングなどを考察するWebマガジンで…

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