「曲作りは歌詞が先か(詞先)、曲が先か(曲先)」の両面のおもしろさについて
流しの予定が埋まってきました!
流しの特性として週末を中心に組ませて頂いていたのですが、近々昼流しもさせて頂けそうで、6月は平日の夜も機会を頂くことができました。
めちゃめちゃ嬉しいです。ずっと出来なかったので。本当にありがとうございます!!
今は最高に良きおもしろきものをお届けさせて頂く為に、とにかく練習の毎日です。
あとBOOWYだな。
最近は曲を作り始めたのですが、曲作りでよくある二元論として、歌詞から作るか(詞先)と、曲から作るか(曲先)というのがあります。
私は中学高校の頃とかは曲から作っていましたが、だいぶ経って30代ぐらいから歌詞から作ることにも挑戦しました。
今になってわかったのですが、詞先と曲先の何が違うかって、私が思うにどっちを0→1(発想)で、どっちを1→100(連想)にするかだと思うんですね。
例えば歌詞から先に作る場合、歌詞の世界観を何も無いところから生み出します。まさに0→1ですね。
その歌詞を見て世界観を描きそっから曲を乗っけるので、曲は歌詞ありきの作り方になるかと思います。
例えばごぼうについて歌詞を書いたとしましょう。すると世界はどこへ行ってもごぼうに包まれているので、曲も自ずとマヨネーズに和えたら美味しいそしてどこか健康的で歯応えのいいものになるでしょう。
逆も同じ原理で、曲を先に作った場合は、その曲の雰囲気や世界観を崩さず大切にしながら歌詞を書くという流れになるかと思いますね。
メジャーセブンスがど真ん中のボサノバ調な曲が出来上がれば、そこはたぶんごぼうとかひじきよりは水蒸気とか湯船のようなホワホワ系のあったまる歌詞のほうが合うと思うのです。
背中とか丁寧に洗いたいですしね。人間はどうして手の届かない部位でも、泡を立てて洗うことを美しいものと定義づけたのか。かゆかったら終わりだぞ。
そしてごくごく稀に、歌詞と曲が同時に降臨したという話を聞いたことがあるかと思います。それはもう一目惚れの両想いみたいな奇跡の類で、年に一度あれば御の字です。
振り返れば色々なところでライブをやったものだな
私は現在2曲を同時進行で作っていて、まさに詞先と曲先です。
詞先の強みは「これを伝えたい!!」というメッセージソングと相性がいいですね。言葉が先なので、内側に色濃く突き刺すのではないかと思います。
一方、曲先の強みはバンド向きかなと思っています。海外の曲って、何言ってるかわからんけどすげえカッコいいってあるじゃないですか。あんな感じです。
私は独りなのでバンドは無いのですが、芯はバンド育ちなので聴くだけで身体が踊り出すような曲って大好きなんです。
せっかく30代後半になった今でも前線で音楽をさせてもらえるならば、どうせならやれるだけのことはやりたいですね。
流しで1,000曲以上覚えたしお父さんにもなったし、今の私だったらどんな曲を作るんだろうなと、私が私に興味があります。
ちょっと楽しみながら頑張ってみようと思います!
【お知らせ①】
今週末5/21(土)21:30〜、昭和町慎庵という日本酒BARで夜流しをやります。お時間合えば一緒に飲み歌い遊びましょう!!
住所:大阪府大阪市阿倍野区昭和町1-15-6 ライオンズマンション昭和町1F
【お知らせ②】
6/10(金)21:00〜、大阪福島にあるLounge Ange.で、コロナ明け3年ぶりに6周年イベントが開催され、夜流しとして歌いに行きます。お時間合えばこちらもぜひ!!
住所:大阪府大阪市福島区福島7-5-2 ダイシン福島ビル1F
これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!