僕がバンドを辞めた理由
バンド活動って楽しい。
実際、スタジオで音を出すときのあの興奮は、
自宅で曲を制作しているときの比ではない。(僕は)
そんなに楽しいバンドだけど、僕は辞めることを選んだ。
その4つの理由を書いておこうと思う。
※本気でプロを目指す人の参考にはならないかもしれません
【辞めた理由1:創作に時間をつかいたいから】
作詞作曲をして、作っていく段階が一番楽しいことに気づいたから。
部屋にこもって曲を作っているとき、自分の世界に入っている気がする。
メロディラインを考えているときは、鼻歌を歌いながら楽譜を作っていたりする。
まぁ、自分の世界をもっていたいタイプの人間なのかもしれない。
【辞めた理由2:音を合わせるのに時間がかかる】
僕は次々、曲を作っていきたいタイプ。
スタジオで音を合わせるのに、練習不足のメンバーがいたりして手間取ると、思うように進まない。
そうなると、時間がもったいないと思うようになった。
かなりわがままな人間なのかもしれない。
【辞めた理由3:音楽以外の時間が長い】
バンド活動をしているときの楽しみのひとつは、スタジオの休憩時などメンバーと交流する時間。
演奏をしているときより、曲のことを話したり、ライブパフォーマンスの打ち合わせをしたり、音楽について語り合ったり。
でも、バンドが嫌になってくると、その時間がもったいなく感じてくる。
辞めるときの僕はそうだったのかもしれない。
【辞めた理由4:ステージに立ちたいと思わなくなった】
バンドの楽しみのひとつはライブだろう。
ステージに立って注目を浴びる。
経験者にしかわからないこと。
特にボーカルだったので、そうかもしれない。
ある日、ステージに立つことに興味がなくなった。
前触れもなく、一気に冷めたというか。
自分はプレイヤーではなく、ただ曲に想いをのせたいだけだったと気づく。
つまりは、表現をしたいだけだったということ。
ステージに立ちたいわけではないし、歌を歌いたいわけでもなかった。
それがわかってから、曲の作り方も変わった気がする。
バンドを意識しなくなったというか。
バンドメンバーのことを考えながら作らなくてよくなったというか。
そして、自分の音域を意識した曲作りの必要もなくなった。
【まとめ】
・音楽にかける時間を創作にあてたかったから
・メンバーとの練習時間がもったいないと感じるようになったから
・遊び(僕の場合はバンド活動のこと)でも真剣にしていない人を見ると嫌になるから
・ボーカルとしてステージに立つことに興味がなくなったから
結論は、音楽に充てられる時間が減ったことにより、限られた時間を創作につかいたい気持ちが増したことがバンドを辞めた理由。
【バンドをまだ組んでいない人へ】
僕は辞めたけど、まだバンドを組んだことがないけどバンドをやりたいと思っている人は、一度はバンドを組んでみてほしいと思う。
僕の場合、バンド経験が今の曲作りの土台になっているのは確か。
もちろん、優れた今の技術力を駆使すれば、スタジオ並みの音源を制作することは可能かもしれない。
それでも、活きた音楽をするなら、やはり人の手を借りるのが一番だろう。
まとまりのない文章だけど、今日はこのへんで。