中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第47回(再)
こんにちは、ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
雨降りの後はまた寒くなって、雪が降る日まで。まさに季節の変わり目です。第47回は、第18回共生のひろばの様子や季節の変わり目の生き物たちの姿をお届けします。
2月11日、人と自然の博物館で第18回「共生のひろば」が開催されました。様々な立場の人が地域の自然や環境、地域づくり等について研究発表する場です。ごもくやさんは第11回から出展していて、今年で8回目。コロナ禍でここ2回はWEB開催でしたが、今回は3年ぶりのリアル開催でした。展示タイトルは♪中央公園 生き物通信♪。2022年度の活動をダイジェストでご紹介。大勢のお客さんにご覧頂きました。展示ポスターは中央公園管理棟の休憩スペースに展示していますので、公園にお立ち寄りの際は是非ご覧ください。
2月第2週は雨の日が多く、自動カメラにも、雨の中、上陸するオシドリたちの姿が写っていました(上)。オシドリたちはドングリが大好物。陸でドングリを拾います。あたたかい雨が降って季節が進んだようで、アセビの花(左下)や植栽のシナマンサク(右下)はほぼ満開です。
木の実が少なくなってきました。鳥たちが食べてしまったのと、季節が進んで地面に落ちてしまったのです。最近は鳥たちが地面に降りている姿をよく見かけます。落ちた実や種を拾って食べているのです。写真はナンキンハゼを拾うジョウビタキ(上)、ヌルデの落穂にやってきたヒヨドリ(下左上)、花か若草をついばむヒヨドリ(下左下)、ナンキンハゼを探すルリビタキ(下右)です。
通勤時に観察する壁の蛾を便宜上、壁蛾(へきが)と呼んでいます。そろそろ壁蛾入れ替わりの季節。これからどっと種類が増えてきます。困るのはどれもよく似ていること。見分けるのが難しく、結局、種名不詳で諦めてしまうことが多々あります。今回の写真も左の常夜灯に止まる大き目の種類がたぶんシモフリトゲエダシャクで、右上の写真はウスバフユシャクだろうというくらいで、後は。。。まだまだ修行も勉強も足りません。
(2023年2月17日公開)