Kawaii NFT AMM 「 YomiSwap 」
First
NFT AMM(Auto Market Maker)というのは、聞き馴染みがない方がほとんどだと思います。まだ世界でも実際に稼働しているNFT AMMプロトコルは2つしかないので、これから少しずつ普及していくのではと考えています😌
この記事を通して、少しでもNFT AMMについて「面白い!」と思ってもらえる方が増えれば幸いです。
NFT AMM
NFT AMMというのは、NFT Auto Market Makerという略になります。一般的には2つの仕組みから成り立っており、1つが①自動注文、もう一つが②自動価格決定になります。
①自動注文(Auto Make)
一般的なNFTのマーケットプレイスでは、ユーザーが購買行動において取れる行動は4パターンあります。
Buy (購入する)
List (リストする)
Offer (オファーする)
Approve Offer (オファーを承諾する)
一般的なマーケットプレイスでよく思うことの一つに"リストしたけどなかなか売れないな"という気持ちがあると思います。この4つの行動のうち、ユーザーの行動が即時で購買行動にならないのが、List(リストする)とOffer(オファーする)であり、これをコントラクトに自動でやってもらうのがNFT AMMのコンセプトの1つになります。ListやOfferのことを注文を出すという言い方をするので、自動注文(Auto Make)となります。
②自動価格決定(Auto Pricing)
前項で「自動で注文を出してくれることはわかったけど、値段はどうやって決めるんだろう?」って思われた方もいるのではないでしょうか?
自動で注文を入れるためには自動で価格を決めなければなりません。これが次の自動価格決定(Auto Pricing)になります。
UniSwapなどのAMMでは、FTとFTに対して流動性に依存してプライシングを決めるボンディングカーブを使用することが一般的ですが、NFT AMMは流動性が多くないため、「買う」と「売る」に合わせて価格を切り替えるプライシングカーブを用います。
プライシングカーブの自動度は非常に高く、単純に価格を上げていくカーブや、高騰すると価格が上がりづらくなるカーブなど様々な設定があり、NFTコレクションの成長をある程度調整できるのではないかと考えています。
NFT AMM プロトコル
sudoswap
sudoswapは世界で初めてNFT AMMを実装したプロトコルになります。サイトの怪しい印象とは裏腹に、UniSwapやGem、Geminiなど多くのアグリゲーターにもアグリゲートされる有名なNFT AMMプロトコルになります。
YomiSwap
「Kawaii NFT AMM」をコンセプトにした、一般ユーザーでも触りやすいNFT AMMになります。プライシングカーブの強みを活かしてNFTだけの流動性提供が可能になっています。(sudoswapはペア流動性提供のみ)