【学生向け】 はじめてのWeb3
最近、学生の方から「Web3について興味はあるのですが、どこから触り始めたら良いですか?」というお話を頂くので簡単に0から0.5くらいの手助けができればと思い書き残しておきます。
自己紹介
NFTレンタルサービス「RentaFi」というサービスをやっている飯泉一馬と言います。最近ではNFT AMMサービス「YomiSwap」というサービスもやっています。Web3の界隈でデザインエンジニアをしてます。
はじめてのWeb3
①興味を分ける
②当事者になる
③繋がりをつくる
興味を分ける
Web3に興味を持って最初にやることは、自分の興味が何にあるのかを分けることです。Web3というのは、超広義的なもので、西はゲーム、東はメタバース、北は仮想通貨、南は芸術というように広いです。
簡単にWeb3でよく言われる、NFT、GameFi、Metaverse、DeFi、DAOについて簡単に紹介しておきます。
NFT
NFTがOO億円で売れました!という見出しが良く見ますが、上述の通りNFTには価値がありません。OO億円で売れたのはNFTではなく上に乗っているコンテンツです。
NFTのざっくり面白いところは、現実と同じようにデジタルデータが"個"の概念を持っていることだと思います。現実でリンゴを他の人にあげたら、自分の手元から無くなるように、NFTの世界でもNFTを他の人にあげると自分の手元からなくなります。
GameFi <Game + Finance>
GameFiは、ゲーム内のアイテムを現実のお金で購入することもできるし、逆に現実のお金で売ることもできるようなものです。「歩いて稼ぐ」、「寝て稼ぐ」といった謳い文句のサービスも典型的なGameFiになります。
Metaverse
メタバースはVRやARといった仮想空間を使ったサービス群のことを言うことが多いです。正確には空間的な移動とコミュニケーションができれば、メタバースだと思っていて、oViceなどのサービスもメタバースに入ると思います。
DeFi <Decentralize Finance>
DeFiは、仮想通貨を中心に用いたサービス群です。伝統的なDeFiはUniSwapというサービスで、いろんな仮想通貨の両替を銀行みたいな場所を作らずにいい感じにやるサービスです。(詳細は調べるとたくさん出てくるので割愛します)
こんな感じで、Web3にも色々あるので、自分がWeb3の中でどこに興味があるのか?を決めることが第一歩になると思います。(他にもジャンルはたくさんあるので、んー違うなーと思ったら、別のジャンルなのかもしれません)
当事者になる
次に当事者になることも重要です。多分興味はあるが、NFTを買ったこともないし、仮想通貨を持ったこともない。という状態が大半だと思います。ゲームの面白さはゲームをやってみないことには分かりません。
なので最近は、①自分が好きだと思うNFTを購入すること、②どんな通貨でもいいので仮想通貨を持ってみることが良いかなと思っています。
①仮想通貨を所有する
②NFTを所有する
NFTの購入の仕方や仮想通貨の持ち方は、ネットで調べれば死ぬほど出てくるので、ここでは割愛します。
繋がりをつくる
NFTやメタバースの価値として「コミュニティ」が挙がるくらいに、コミュニティはWeb3の特徴の1つです。
とは言っても、どこに行けばいいやってなると思うので、一番手っ取り早いのは、購入したNFTのDiscordコミュニティに入るのが良いと思います。DiscordというのはLineのオープンチャットのようなサービスで、話題によってLineのトークがある形で、適当に会話してみると良いと思います。
Discordで話すのはハードルが高いよ!という場合は、自分のTwitterでもフォローしてもらえれば、自然とタイムラインがweb3の話題が増えるようになると思います。(笑)
最後に
学生にとってWeb3という環境はとても相性が良いものだと思います。匿名性によって活躍の機会が平等にあり、NFTは情報の速度が早いと言っても、学生の時間で言ったら、全然ついていけると思います。是非、Web3の世界に飛び込んでみて頂けたら嬉しいです。