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造形一体型プリント-失敗1

今回は、3Dプリンタで造形一体型プリントをやってみて失敗した話です。

造形一体型に興味を持ったきっかけは、ちょっと前に東大で行われていた「生研のプロトタイプ」に遊びに行ったことです。

そのときに、山中研究室のの3Dプリント作品を見て感動しました。不思議な構造体な上に、これがこのまま3Dプリントされて出てくるというので本当に驚きました。それから3Dプリンタに熱中していきましたが、造形一体型は、自分には難しすぎると思い挑戦してきませんでした。

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でも最近、部品を作って組み上げるときに、造形一体型なら、組み立てが必要ないという風に思い始め(ただのめんどくさがりなんですが笑)
とりあえず造形一体型を作ってみることにしました。

2019-09-11 23.12のイメージ

ルーローの三角形を用いた、クランクの一部で三角形の部分と台座の部分が別のパーツになっています。つまり、三角形の部分は宙に浮いていることになるので、このまま出力してしまうと、うまく出力されないと思いスライスソフトのサポートを追加して出力してみることにしました。

2019-09-11 23.09のイメージ

そのまま出力してしまうと、上の部分が重いのでもしかしたら倒れてしまうのではと思い、上下を逆に修正してより安定する様に設定してプリント開始!!


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(もううまくいってる気がしない)

外側のサポートは、簡単に取り外しができそうなので外していく、さらに内側の細かいサポートも外していく。あっ。。。

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力加減を間違えて、壊してしまいました。

周りのフレームの部分の強度不足サポートが明らかに多すぎるのが問題

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さらに上面の部分の表面がかなり荒いので、うまくサポートが外せても回転しないと思われる。

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逆に側面は、異様なほどに綺麗なので側面に対してはこのままの設定でうまくいくと思われる。

今回の課題点


・サポートの設定が甘い
・上面を滑らかにしないとだめ
・フレームが弱い、細い

Happy 3Dprinting!!


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