NFTホルダー検索(スナップショット)&NFTエアドロップサービス「RainbowShot」

今回は、特定のNFTコレクションに対して手軽にNFTホルダー一覧を検索したり、特定の条件のホルダーに対してエアドロしたりすることができるサービス「RainbowShot」を紹介していきます。

使い方だけ知りたい方は、「RainbowShotの使い方」から見てください!


【前座】 NFTコレクションにおける既存コレクションの活用

NFTにおけるユーザーとのライフサイクル

NFTのライフサイクルは以下の3つに分けることができます。

発行&受取 
NFTを発行(ミント)したり、販売所から購入したりする。

活用
NFTを所有することで生まれる価値全般(ex. ホルダーに対して限定NFTを配布特定のイベントに参加できる等々)

転送&売買
所持しているNFTを他のユーザーに転送したり、販売所で売却することで自分の手からなくなります。

NFTにおけるライフサイクル

NFTコレクションの成長には"活用"が不可欠

NFTの価値(具体的にするのはまた今度)を高めていく上では、ユーザーに対して持っていたくなる所有する理由が必要不可欠です。

NFTコレクションが所有する理由(魅了する世界観)を手軽に作れる環境を作る

NFTコレクションは所有する理由を様々な形で提案しますが、ホルダーを魅了する世界観に合わせて活用を表現しているように感じます。
世界観をどんどん作り上げるためにも、手軽に世界観を作り出すことができる環境づくりが重要だと思います。

RainbowShotの使い方

RainbowShotは以下の2つのことができます。

  • ホルダーの一覧を確認、csvで書き出し

  • ホルダーに対してエアドロップを作成

NFTホルダー一覧の確認

まずはRainbowShotのWebサイトにアクセスして、対象のNFTのアドレスを入力してください

🚨注意チェーンも正しく入力しないと表示されません。

チェーンとアドレスを入力して「確認する」を選択

入力すると以下のように左側にエアドロップの設定画面、右にホルダー一覧が表示されます。

右側に全ホルダーの一覧が表示される

もしホルダー一覧をcsvでダウンロードしたい場合は、右画面の上に「csvでダウンロード」があるので保存することができます。


NFTホルダーにエアドロップ

エアドロップは基本的に左の画面で設定していきます。

①walletに接続
まずはwalletを接続してください(現状は、metamaskとwallet connectに対応)

②メタデータをIPFSにアップロード
NFTの名前(name)と説明(description)と画像(image)を追加してください。
準備が完了したら、「メタデータをIPFSにアップロード」を押すとアップロードが開始

以下の画像のように「アップロード完了」になったら完了です。

③エアドロップするNFTの情報を追加
ここではデプロイするチェーン(EthereumやPolygon)、コレクション名、コレクションのシンボルを設定することができます。

🚨注意:コレクション名とコレクションのシンボルは英数字

🚨注意:「ネットワークを切り替える」という表示が出ているときは、現在繋いでいるチェーンとNFTを発行したいチェーンが違うため、選択して変更してください。

④対象ユーザーの設定
ここではホルダーの中からさらにエアドロするユーザーを絞ることができます。(現状は所持個数によるフィルタリングが実装されています)

以下の場合は全ての所持ユーザーに配られますが、

以下のように数を指定することで、一定の個数を持っているホルダーにのみエアドロすることも可能です。

あとは「エアドロップ」を押すことで、メタマスクが起動するので署名をすることで配布が開始されます。

以下の画面になったら配布完了です。

NFTコレクションが自由にユーティリティを作り出せる世界に

RainbowShotはあくまでも道具です。使うユーザーによって生み出される価値は全く変わります。しかし、NFTコレクションが自由にユーティリティを作り出す機会を作り出すことがエンジニアとしての関わり方だと思います。


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