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静嘉堂文庫美術館'24冬~『平安文学、いとをかし』③

『平安文学、いとをかし』
最後は『源氏物語』についての展示です。



概要

王朝文化が花開いた平安時代には、漢詩や和歌、物語や日記など、様々なジャンルの文学作品が誕生しました。平安文学は日本美術のなかでも重要なテーマとしてあり続け、時代を超えて数多くの作品に影響を与えています。

本展では、国宝 俵屋宗達「源氏物語関屋澪標図屏風」、国宝 「倭漢朗詠抄 太田切」をはじめ、国宝3件、重要文化財5件を含む平安文学を題材とした絵画や書の名品と、静嘉堂文庫が所蔵する古典籍から、みなさまを「いとをかし」な平安文学の世界にご案内します。今なお輝きにあふれる平安文学の魅力に触れてみてください。

静嘉堂文庫美術館特設ページより


時代を越える『源氏物語』

 紫式部が執筆した『源氏物語』は、時代を超えて読み継がれてきました。『源氏物語』の影響を受けた文学作品は数多く、『源氏物語』の享受の歴史が日本の文学史の一側面を担っていると言っても過言ではありません。
 それは絵画や工芸品についても同様で、『源氏物語を』題材とした造形は、物語の成立からまもなくに誕生し、今日に至るまで連綿と続いています。国宝・俵屋宗達筆「源氏物語関谷澪標図屏風」は、『源氏物語』の美術を代表する作品の一つです。
 本章では、時代を超えて愛されてきた『源氏物語』の世界へご案内します。


紫式部日記


紫式部図


源氏物語図屏風


源氏物語関谷澪標図屏風


源氏物語


絵入源氏物語


白描源氏物語絵巻 賢木

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