Kazu

はじめまして。眼科医で2児の母です。 発達障害の娘と不登校の息子と笑って、うつむいて、でもくよくよしないぞ!と日々を過ごしています。

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  • 夢で逢えたら 一気読み

最近の記事

春が来て 旅立つ為に 風を読む 優しい港に 着けますように

新しい生活に、期待と不安が入り交じる季節です。 タンポポのわたぼうしが風に揺れていました。 どちらに行こうか考えるように、なかなか飛び立ちません。 次の日、ほとんどのわたぼうしは巣だった後でした。 風を選んだと私は思います。 空の航海、気をつけて、新しい場所でも頑張ってね。

    • ハナズオウ 控えめなその花びらに そっときた春 気がついた朝

      春を告げる花、梅、ミモザ、タンポポ、ユキヤナギ、木蓮、桜…。すべて、好きです。 雨の中、庭先で静かに色づいていたハナズオウの鮮やかな濃いピンク色に、今朝気がつきました。 おはよう、春だね。

      • 泣きながら 涙の理由考える おとしどころを探す夕暮れ

        涙がこぼれた時に、いつも考えること。 泣いている理由は何か。どちらも悪くない優しいけんかの後は特に考えます。 受け取った言葉は、わたしをちょっとかなしくさせたけれど、しっかりした意志があれば、わたしが飲み込まなければいけない場合もある。 大切な人との小さなすれ違い。 今日はさびしい気持ちです。

        • 冬の朝 ほの白く光る 雪上を 愛犬の尾が 喜びに舞う

          予想を上回る景色でした。あたり一面が雪。 いつもは暗やみの早朝散歩が、ほの白く明るい。 美しい風景でした。 愛犬を見ると、雪を鼻に積もらせて、駆け回っています。 雪やこんこん、犬は喜び庭駆け回り…。 日本の元風景、ここにあり。

        • 春が来て 旅立つ為に 風を読む 優しい港に 着けますように

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          4本

        記事

          一粒の チョコレートをただ ひたすらに 味わうことも 心の潤い

          忙しすぎて、全く余裕がない。体も頭もパンパンだ。 そんな状態に年始そうそう陥ってしまいました。 わたしを助けてくれたのは、一粒のチョコレート。 立ったまま、無造作に口にほおりこみ、目を閉じて、口どけだけは、大切に感じて。 数秒で明らかに何かがチャージされています。 心の処方箋の一つです。

          一粒の チョコレートをただ ひたすらに 味わうことも 心の潤い

          いつもより 平和をおもう クリスマス 皆が笑顔で いれますように

          クリスマスイブ。 若い頃は賑やかな街に、大好きな人と一緒にくりだすのが幸せなクリスマスでした。 今年は大きく成長した子ども達が少し時間を作ってくれて、おうちで小さなパーティーができました。 柴犬はちょっとおしゃれな献立を少しだけ、お裾分けしてもらい、満足したのか、もうゆっくりくつろいでいます。 私の大切に思う人、その人が大切に思う人、またその人が大切に思う人、みんなが笑顔でいれますように。 メリークリスマス。

          いつもより 平和をおもう クリスマス 皆が笑顔で いれますように

          温かい 飲み物持って 庭先へ 凍てつく空の 星に逢うため

          強い寒波に包まれた、この週末。 足先が冷えないように、厚い靴下をはいたり、マフラーを巻いたり、工夫を重ねて早朝散歩に行っています。 あえて寒くてつらそうな空間に出るなんて…。 もちろん、ご褒美がなければできません。 今日はあつあつのジャスミンティーをマグカップに入れて庭先へ。 マグカップを持つ指先以外は、耳も顔もどんどん冷えていきます。 でも、なんて透明な星空。少しの間、無心になりました。 おっと、風邪をひいては意味がありません。一番のお楽しみはあったかいお風呂。解凍されて

          温かい 飲み物持って 庭先へ 凍てつく空の 星に逢うため

          朝日さす 庭にひっそり 訪れる 友を見つめる 驚かさぬよう

          早朝の散歩を終えた柴犬は、その後庭で夜明けを待ちます。 我が家には、スズメや、メジロもたくさんやってきます。 柴犬は、小鳥たちが自由に動き回るのを、そっと見ています。 眩しそうに、目を細めながら…。 カーテン越しの小鳥のシルエットが可愛かったです。

          朝日さす 庭にひっそり 訪れる 友を見つめる 驚かさぬよう

          12月の準備

          子供の頃から12月は特別な月だったように思います。サンタさんが待ち遠しかった事もあるし、年末の慌ただしさ、師走の言葉の由来を知り、小学生ながら、一年の集大成と感じていたのかも。 大人になると、自分の楽しみよりも子供たちをどのように喜こばそうか、一生懸命考えました。 今年美大生になった、発達障がいの娘。通信高校に通えるようになった不登校だった息子。その二人を見守ってくれていた柴犬。 大きくなった子供たちは、昔ほど私の助けを必要としないほど成長してくれました。 で、私はこの12月

          12月の準備

          しらすご飯 だし巻き玉子 お味噌汁 なんでもないけど あったかい朝

          朝の冷え込みが厳しい…。冬ですね。 湯気のたつ食べ物が、ただうれしい。 朝食を一口食べ、息子は「染みる…。」と目を閉じました。

          しらすご飯 だし巻き玉子 お味噌汁 なんでもないけど あったかい朝

          大根を うすあげと炊く 薄味に 柚子を散らして 初霜の朝

          綴る短歌13 昨日に続いて初霜の朝のお話。 秋が深まる頃から、煮込み料理がやたら作りたくなるのです。初秋の夜更けには牛スジ煮込み。初冬の早朝は大根を。 柴犬との散歩から帰り、やかんを火にかけます。コーヒーを入れるか、スープにするか…。 温かい飲み物で体もほっとした後は、煮込み開始。 大根は皮なり厚く切り、そのまま煮込みます。炊いた後は皮が気にならなくなります。煮崩れもしないし、食品ロスやゴミの削減にも少し繋がるかな? 初めは薄味、少しずつ調味料を足して、ゆっくりゆっくり煮込み

          大根を うすあげと炊く 薄味に 柚子を散らして 初霜の朝

          ついきのう 散ったばかりの紅葉に 初霜降りる 12月の朝

          綴る短歌12 朝目が覚めれば、町は真冬になっていた。といった感じの12月の始まりです。 庭に積もっていたもみじの葉が、綺麗な色々だったので、掃かずにとっていました。 今朝は強い冷え込みで、初霜が降りる予想でしたので、ウキウキと柴犬と散歩へ。その後、朝日のさす庭に出ると…。薄化粧のもみじ。 冬の始まりです。

          ついきのう 散ったばかりの紅葉に 初霜降りる 12月の朝

          しんしんと 凍てつく夜に 一心に かぎ針見つめ 無音の心と

          綴る短歌11 寒くなると、なぜか編み物がしたくなる。 私は器用ではないし、編み物も初心者。 でも、静かな夜、何も考えずに手を動かしたい。そんな時があるのです。 毎日たくさんの方とお話する仕事だからか、無口に誰とも接することがない時が大切なリフレッシュ、リラックス時間。 柴犬との時間、読書、編み物、ワイン。 私の大切な一人時間です。

          しんしんと 凍てつく夜に 一心に かぎ針見つめ 無音の心と

          こげついた やかん がしがし こする夜 ほったらかしは 心も同じと

          綴る短歌10 急な雷で、定時に柴犬の散歩に行けなくなりました。 ふせをしながら外を眺める柴犬。 夕飯の準備も終わっているし、時間があったのでペーパーフィルターでコーヒーを入れチーズケーキも食べ終えたばかり。 珍しい。時間がある。 ふと台所に視線をむけるとコンロの上にこげついたやかん。 いつも最後の最後に後回しの、やかんの手入れをしていると、自分のメンテナンスもできてないなぁと思うのです。

          こげついた やかん がしがし こする夜 ほったらかしは 心も同じと

          早朝の過ごし方

          朝5時に設定しているアラームがなり出すとすぐ、大きな柴犬が枕元に駆け寄ってくる。 アラームがなるまでは、静かに少し離れたところでふせをして待っている。 「おはよう。準備するね。」しっぽブンブン。 分厚い靴下をはき、足首を冷やさないようにすること、ハイネックの服を着て、首を冷やさないようにすることは必須。早朝の散歩はなんと言っても寒いのだ。 水分補給のため、冷蔵庫の緑茶を一口飲む。 もう柴犬は玄関でスタンバっている。 朝のルーティーン、暖かくして、まだ暗い早朝の散歩に行く事。

          早朝の過ごし方

          綴る短歌9

          三日月に 座れそうな夜 そんな日は 夜がふけるまで オンザロックで いつもは 早寝早起きな私。 でも、庭に出ると 綺麗な三日月が輝いていました。 「ちょっと腰かけていきなよ。」 なんて言ってくれそうな、 絶妙な傾き加減で。 スツールに身を預けるように、 今日は夜更かししたいと思います。

          綴る短歌9