出鼻をくじかれるはなし
ベルギーの在住の日本人はここ数年5000人〜6000人の間で推移中。小さい国なのでね🇧🇪
(対してお隣ドイツは4万人と!!多っ!
デュッセルドルフとかリトルトーキョーとか言われる場所で日本食レストランなんでもあり&売ってるし、なんならコロコロコミックも買えるくらいなんですよー)
どこの国であっても、ある程度の都市だと特定の人種が固まって住むエリアが形成されるものなのでしょうが、もちろんベルギーにもそういうコミューンやエリアがいくつか存在。
わたしが毎週土曜にとくに足繁く通っているmarchéは、日本人が多く住むエリアの広場で開催されていて。
そこに毎週出店している店主のムッシュー&マダム達も日本人慣れしており、我々日本人の外国語能力の低さを十分じゅ〜ぶん理解してくれているようで。。良いのか悪いのか(なんかほんとスミマセン。代表して謝っときます。)
薄切り肉が買えるお店はとくに、ここら辺一帯に住む日本人のなかでは有名なのですが、そこのムッシューは日本人とわかると、
「コンニチハ!」
「ニクダンゴドウゾ」←子供達に毎回必ずくれる(←完全に餌付けされてる長男。そして次男はそのムッシューのモノマネがめちゃくちゃ上手い笑)
「ブタバラ?ウスギリ?しゃぶしゃぶ?」
「サンビャクグラム?」
「ニジュウユーロハチジュウゴセントデス」
「マタキテネ!ヨイイチニチヲ!ばいばいきーん👋」
とほぼオール日本語で対応可。
なのでもはやフランス語はおろか英語すら使わずにお買い物が済むので、ここは日本?かと錯覚するくらい普通に日本語で注文している駐在の奥様旦那様もよく見かけたり🫢
ちなみに日本人のお客さんの入れ知恵なのかそこでは
「KARAAGE」「TATSUTAAGE」
まで売ってますー笑
広場のすぐそばのお肉屋さんも、頼むと牛肉を薄切りにしてくれるので、それを求めてしばしばそこに足を運ぶのですが、ここでも日本語&日本人対応がお上手なムッシューが御一方。
順番的にたまたまその方に接客担当してもらうことになると、
「こんにちは〜」←もはや抑揚からして日本人ぽいのです🤭
「牛肉うすぎりですか?」
「ありがとうございました。さようなら〜」
もちろんお会計の数字も日本語です笑
彼らの日本語対応、本当に親切だし和むし皆んなきっととっても有難いと思ってるはず。実際、並んでいる列の日本人率とっても高いし。
が!!
こんなんでも一応、日常生活のなかで少しでもでもフランス語(英語)頑張りたいな〜と思っている身なので、
今日はこうやって注文してみようかな!
この単語・表現トライしてみようかな!
通じなければ英語に切り替えよう!
なんてイメトレしながらちょっとドキドキワクワクしてお店に向かっているのですが、
「こんにちは〜👋」
とトーンまで完璧な日本語で挨拶された瞬間にふわぁっと力が抜けちゃうのです😅
それでも何とか気持ちを維持して注文(でもその時にはフランス語は頭から消え去り英語に流されがち)。
そして悔しい?ので、会計時に軽く英語で世間話?を自ら仕掛けて無料英会話体験して帰ったりしてるのですが、、最初のイメトレはどこへやら😂
いや、彼らに全く非はないのです!!
寧ろご親切にありがとう!!
なんですよ、なんだけども、密かにこの出鼻をくじかれる感に毎度なんとも言えない気持ちになっているわたしです。
同じ気持ちを抱いてる人いるんじゃないかなぁ〜なんて。
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