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女友達に誘われて向かった二軒目カフェバーで、女二人でワインを1本空けそうになっていた。
「もう、その彼とはダメなんやし、新しいの探したら?」
目の前で諭すように言う女友達の顔が、暗いお店の照明でも真っ赤に染まっているのが分かる。
同じ女子大に通うこの女友達は、一番の心を許せる友だちということもあり、オンナは今の彼氏の愚痴を聞いてもらっていた。
オンナは二十歳になったばかり。細身の体つきと長い手足から、いつも女友達からモデルにでもならないかと進められていた。
ファッションやメー