20210112 本屋を脳の外付HDDのように使用すること

この5月くらい日がな一日、本屋をうろついている。8階建の本屋でどのジャンルの本も一通り揃っている。その1万冊の中から気になった本を開くことでいつでも情報にアクセスできる。本屋丸ごとが僕の脳みその延長のようになって、それぞれの本がそれぞれ記憶になっているから、仕舞ってある記憶をいつでも呼び出すことができる。必要なのはどの情報がどこにあるかを知っていること。

インターネットが普及して何でも調べられるようになったかというとそれは間違いで、インターネットの難しさはその情報に直線的にしかアクセスできないこと。だから自分の知っていることしか調べられないし、周りから受け取る情報が変わらないと自分の調べられる情報も変わらない。
その点、本屋や図書館にアクセスすることは知らない情報に気付きやすくさせてくれる。そこを歩いていればいいだけ。

問題点は本屋には新しい本しか置いていないことと(ほとんどの本は絶版になっているので、ほとんどの本は図書館にあるか古本屋で買うしかない)、現状と本の情報にタイムラグがあること。時代の速度がどんどん上がって、情報が本になる間に大きく世界が変わってしまう。

それでも紙の本がすきです。
本に囲まれていると宇宙にいる気分

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長田 千輝|Kazuki Osada
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