すべての会社員が知っておくべき18個のパワハラ尺度 後編
この記事はこんな人におススメ
・何がパワハラなのか知りたい
・自分がパワハラをしないようにしたい
・所属している会社でパワハラがあるか知りたい
パワハラは悪である
前回の記事では、パワハラ尺度の一覧を紹介しました。
リストを見た人はどれかの項目が1度くらい当てはまったんじゃないでしょうか?
最近は直接攻撃をするのはさすがに目立つとわかってきたのか手口が陰湿になっていますよね。
今回はそんなパワハラについての話で、前回のリストの分かりにくそうな部分を解説する回です。つまり補足回みたいな感じっすね。
パワーハラスメント尺度解説
仕事に必要な情報やものを渡さない、指示を遅らせる
情報や物資を渡さずに業務妨害をしてきます。
例えば仕事の日程を渡さないようにすることで仕事を遅らせ、失敗させようとしてきたりします。
以前ブラック企業の特徴について書いた「仕事の制限が多い」と似たようなものですね。
意味ない仕事を与える、もしくは与えない
会社や業務に関して何ら関りのない仕事を与えるたり、仕事を与えないことで、居場所が無いように仕向けるのが狙い。
ただし仕事が空いた状態で指示を聞きにいかず、「仕事を与えられない!パワハラだ!」というのは違うので注意
能力や力量よりかなり低い仕事を見せしめ的に与える
これは上司とかが「わしに逆らうとこんな低レベルの仕事しかできんぞ!」ってすることで、本人への嫌がらせと周りへ威嚇の両方が狙い。
ドラマとかで嫌な上司役とかが「君にはプロジェクトを降りてもらう!そして別の営業所へ異動だ!」とかがまさにそれ。
失敗の責任を押し付ける
その名の通り責任転換ってやつですね。
権力を与えられる代わりに責任を取るのも一つの仕事のはずです。
ある部署の平社員がミスをして結構上の権力者に怒られた時に、なぜかその平社員の上司も一緒になって怒っているのを見かけますが、総責任者はあんただろって思います。
矛先を部下にすることで自分に責任が来ないようにしているのが非常にいやらしいっすね。
他人の私生活へ過度に立ち入る、休日のゴルフ等に他者を利用
ゴルフに限らず私的なことで人数を求めるがために部下を引っ張り出したり、パシリに使ったりすること。
会社で命令できるからって私生活ではそれは許されないってことっすね。
その名のごとく権力を利用した嫌がらせが目的
分かりにくそうな部分を解説してみました。
全部やろうかと思いましたが、元文が分かりやすくなっていたのと、全部やるとめっちゃ長くなるのでやめました(笑)
基本的にパワハラをする人間は悪意を持って権力を使い攻撃してくるので、近寄らず、転職できるならそうしたほうが賢明でしょう。
そして今回のリストがそれがパワハラかどうかを見極めるのにきっと役に立つはずです。
参考資料
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007821104