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親切の力で人は幸せに!みんなが得する親切術とは?

この記事はこんな人におススメ
・幸せをつかみたい
・周りの人も自分も幸せになる方法を知りたい

親切にすると良い事がある?

「情けは人の為ならず」って言葉があります。
これは「人を助けると後で自分に良い事が返ってくる」って意味です。

そんなん知っとるわい!って思うところですが実のところどうなんでしょうか?

そして仮にそうだとして誰にどれくらいの親切をすればいいのでしょうか?


親切をすると自分が幸福になる

結論から言うと、

  • 親切すると幸福度が上がる

  • 親切の内容は、落ちたものを拾ってあげたり、両手が塞がってる人にドアを開けてあげる等、些細なもので良い

  • 親切は誰にやっても幸福度が上がる

とのこと。
とにかく些細なことでもいいので誰にでも親切にするってのがポイント。
すごいお手軽でいいですね。

これはオックスフォード大学の研究で、428個の研究からメタ分析(質が一番高い研究)したものでは、1日に最低5回の些細な親切で少し幸福度が上がったとのこと。

また同大学のもう一つの研究で、24か国の683人を対象にしたものでは、最低週1回、些細な親切を様々な人にした結果、誰に親切をしても幸福度が上がったとのこと。

この結果を踏まえると、「情けは人の為ならず」は人に親切にした時点で、自分に幸福感をもたらしてくれるので、間違いはないってことになりますね。これは面白いっすね!


注意点もある

ただしこの親切には注意点がありまして、

  • 時間をかけすぎたり、費用をかけるなど自己犠牲をし過ぎない

  • 見返りを求めない

これが注意ポイントで、

親切が行き過ぎて自己犠牲をすると、テイカー(自分の利益を優先させる上に利用価値がなくなると切り捨てる人)に都合よく利用され、すべてを奪われる事もあるようです。
これは協調性が高すぎると破産しやすいって現象に似てますね。

対処法としては、「人に与える」をテーマとした心理学者アダム・グラント氏の著書「GIVE&TATE」で「5分ルール」という5分間で行う親切というものがおススメされております。

5分ルールとありますが、実際に5分である必要はなく、上述した研究から考察するに自分の負担にならない親切、例えば得意なことや余裕があるならあれば5分にこだわらなくてもいいと思います。

僕の例で言えば、ほかの人に比べてPCにちょっとだけ詳しいので、会社でPCの操作で困った人がいたら助けるし、逆に時間がかかって負担になる事は他の人に頼むようお願いしてます。

また、見返りを求めた親切は下心となって相手にバレるようで、どうやら人は親切の中でのコミュニケーションの取り方、相手への関心等から見抜ける力があるみたいなので注意っすね。

他にも親切に関して注意する点って意外とあるのでこちらの記事もおススメしておきます。

ということで、些細なものでいいのなら負担にならないし人に親切にしたほうが自他ともに幸せになれるので、日ごろの習慣にするのがよさそうですね。


参考資料

https://osf.io/ytj5s

https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00224545.2018.1469461?journalCode=vsoc20


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