【ナルシストの力】成功するナルシストってどんな人?
この記事はこんな人におススメ
・ナルシストな性格を役立てたい
・ナルシストだけどいい人ってどんな人か知りたい
ダークドライアドの一つ、ナルシスト
今回はナルシストについてです。
ナルシストといえば、ざっくりいうと自分好きで自己中心的で評価されるべきっていう考えかたをするという感じ。
詳しくは↓の記事から
たぶん皆さんの周りにもこの人自分大好きだなーって人が多かれ少なかれいると思います。
ただ、その中には人に迷惑をかけるのではなく、成果を上げているナルシストもいます。
で、今回はそんな成果を上げるナルシストはどんな性質なのか解説します。
いいナルシストもいる!その条件は?
ロンドン大学が340人の学生を対象にした研究で、ざっくりいうと過度なナルシストはやばいけど、多少のナルシストはどうなんだろうか?っていう仮定のもと行われたもの。
ここでは多少のナルシストを「正常なナルシスト」って呼んでいて、その定義が、
大げさな行動・権利意識・支配性・優越性はあるけどレベルは小さい
自分の事を他人より優れていると信じており、その能力に見合うだけの報酬を得る事が当然と思っている。
ってな感じ。
で、分析の結果どうだったのかというと、
ナルシストな学生は成績が良い傾向にあった。
同レベルのIQを持つ学生を比較すると、ナルシストのほうが成績が良かった。
とのこと。
人に迷惑をかけない程度のナルシストは能力が高いことがあるっていう結果に。
ただ、「自分の事を他人より優れていると信じており」っていう考えってむやみに自信を持つことに繋がるんじゃないのって疑問に思いますよね?
↓の記事でもむやみに自信を持ってもうまくいかないよって書きましたし。
この現象について研究チームは、
自分への能力の自信が鋼のメンタルへとつながる
鋼のメンタルが、新たな挑戦を自分のチャンスとし受け入れる
とのこと。
つまり能力への自信を鋼のメンタルに変換、それを用いて挑戦して成長していくって感じっすね。
確かにこの場合、自信をもって失敗する人の特徴である、「自分に溺れて努力しない」ってのに当てはまらない、むしろ良く見られるために努力してるので、うまくいくのも納得。
大事なのは性質の使い方
この研究で得られる知見として、ナルシスト以外でも性格とか性質って使いようなんじゃね?っていうこと。
人間、誰しもいい部分と悪い部分があるのは当然で、今回のナルシストのケースでもいい方向に進めば成果を上げれることが証明されています。
毒も少量であれば薬になるように皆さんの嫌だと思っている性格の中にも見方を変えればいい部分になる事もあるかもしれません。
まとめ
ナルシストには成果を上げる「正常なナルシスト」がいる
「正常なナルシスト」は自分に自信を持ち、それを鋼のメンタルに変換し挑戦や成長しようとするので、能力が高い
大切なのは性質の使い方
ということで成果を上げるナルシストの研究でした。
ダークドライアドも奥が深いですね。
参考資料
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0191886918302149?via%3Dihub