「頭の回転が速い人=成功する」わけじゃない?
こんにちは、キクです!
普段は事業会社の経営や、中小企業さんの顧問や役員を通して、経営のサポートを行っています。
今回のテーマは、「頭の回転の速さ」です。
↓音声で聞きたい方は、こちらから!
平日毎朝に放送しているラジオで、はじめて「レター」(noteでいうコメント)をいただきました!
パワーをもらっているとのこと、嬉しいです!
僕もあなたからレターのおかげで、パワーをもらいました!ありがとうございます!
早速、回答していきますね!
頭の回転が遅い=弱みじゃない
たしかに「頭の回転が早いか遅いか」は、個人差があると思います。
敵を増やしそうですが、どちらかというと僕は、「頭の回転が早い」と言われることが多いです。
また、その特徴が仕事に活きていたり、結果的にお客様の評価に繋がることも多いです。
では、「頭の回転が遅いと、仕事ができないのか?」というと、
当然、そうではありません。
理解が遅いから「こそ」の強み
さっそく、今回の結論をいうと、
頭の回転が速い人、そうでない人、
どちらも使い方によっては、良い方向にも悪い方向にもいく
です!
弊社の役員に、「頭の回転が遅い」と言われる人物がいます。
ですが、彼はこれまで活躍して実績を出してきたからこそ、今「役員」として存在しているわけです。
彼以外にも、自他ともに「頭の回転」や「理解する速度」が遅いと言っている(言われている)けど、周りから評価されている方に、これまで何人もお会いしたことがあります。
そういった方は、共通して、
自分自身が、「飲み込みが悪い」「1回聞いてもわからない」と自覚しているから、何回も聞いて復習をするようにしている
と言っていることが多いです。
そして、この反復の過程があるからこそ、理解力が低い(今回で言う、頭の回転が遅い)人の気持ちがわかるわけです。
誰よりもわかりやすく説明してくれたり、相手が理解できるまで、感情的にならずに丁寧に教えることができる。
その結果、周りに人が集まってくる。
そんな方をこれまでたくさん見てきました。弊社の役員もその1人です。
逆に頭の回転が速いと、そつなくなんでもこなせるし、能力が高いから、実績もどんどん上げられるかもしれません。
だけど、「できない人の気持ちを想像するのが難しい」というデメリットもあります。
「なんでこんなこともわからない・できないの?」となってしまう。
で、それをストレートに言った結果、相手を傷つけてしまう。
僕も昔、同じ経験をしたことがあります。
つまり、「頭の回転が遅い=悪いこと」ではなく、
その特性を理解して、どう使うかが大事!
というわけです!
「頭の回転の速さ」より、もっと大事なこと
大前提、この相談者さんは、「頭の回転が遅い自分を、どうやったら改善できるかな?」という向上心があると思います。
まずこれがなにより素晴らしいことです。
で、大前提それはめちゃめちゃ素晴らしいことなのですが、
頭の回転を早くすることを、「目的」にしなくていい
とは思います!
おそらく専用のトレーニングをすれば、今課題に感じている「理解するスピード」を向上させることは可能だと思います。
ただ、そもそも「なぜそれを、向上させたいのか」「その先に叶えたいこと」という本来の「目的」に立ち返ったときに、
「頭の回転を早くする」が、ベストじゃなくて、
他にもっと良い方法や、優先してやるべきことががあるかもしれません。
かつ、本当にその目的を達成したいなら、その目的に期限を設けましょう!
たまに、「地道にコツコツ努力しているから、このまま進めば目標が叶う」と解釈されている方で、何年経っても結果が出ない方がいます。
継続することは言うまでもなく大事ですが、目標は、期限をつけてなんぼです。
期限をつけることで、
「その日までに、どうやったら目的に到達するか」
を思考するようになります。
そうすると、
「あれ、これだと期限までに達成するの絶対無理だぞ」
と気づくことがでてきます。
その時はじめて、今やっている方法とは別の手段を思いついたり、一人では無理だから周りに助けを求めたりと、
目的を達成するために、本当に必要な選択肢が取れるようになるわけです。
これは期限が決まっていないと、なかなか思いつきません。
というわけで、
「頭の回転」を早くすることに時間を使うより、
「期限をつける!」のような「頑張り方」や、「頑張る方向性」「頑張る目的」といった点を大事にした方が、より叶えたい夢や目標に、早くたどり着けるはずです!
またわからないことがれば、なんでも聞いてください!
応援していますよ!!
それでは、また!
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